08 November, 08

「路線バスで国境越え。」

braboder00.jpg


アルゼンチン側イグアスでの最後の朝食をたいらげ、AM10:00にHostelをCheck Outすると、前の道路でバスを拾ってとりあえず町のバスターミナルへ。
そういえばここまでほとんど触れなかったけれど、今回泊った“Hostel Inn”という名のYouth Hostelはかなり立派な造りであった。

ある筋からの話によれば、なんでも以前にはあの「Club Med」からお誘いがかかったこともあるという程の“リゾート感”が売りのホステルなのである。
前庭には、イグアスの町で一番大きいというキレイに整備されたプールがあり、晴れた日の昼下がりには宿泊客たちが水着姿でビーチチェアーに寝転んでいる。
プールサイドのバーは夕方からのオープンで、ハッピーアワー等も設けつつムーディーな音楽を流していたりして…。
建物自体についてはその昔“カジノ”として使われていたものをリノベートして使っているらしくて、広々としたロビーにはくつろげるソファーの他に、ビリヤード台や卓球台まで並んでいるのだ。
朝食は宿泊費に含まれており、ディナーは別料金(20ペソ/1人)ながらビュッフェ形式の“食べ放題”コース。
並べられた机の上にはパスタ・肉料理・サラダなどが豊富に取りそろえられる。
1日目は節約のためディナービュッフェはパスしたけれど、2日目の夜、イグアス見学で疲れたその後に、たっぷりと美味しい料理を堪能させてもらいました。
しかし、それほどまでに“豪華”な造りのHostelであるにもかかわらず、2人にとってこのHostelは結局のところ、それほど“特別”な場所ではなかった。
個室に泊れればまた印象も変わっていたのかもしれないけれど、金額からいっても2人のようなバックパッカーは“ドミ”に泊まる以外考えられない。
そのドミはというと、ここよりももっと素敵なドミトリーは今までいくらでもあったよなぁ…と思ってしまう程度の造りでしかないのだ。部屋はジメッとして暗く、湿っぽい匂いが充満しているし、貸してくれるシーツは皺だらけで清潔感がないし…。
“Club Med”という言葉を聞いて、ちょっと期待しすぎてたのかもしれないけど、ね。

braboder01.jpg

そんな豪華版Youth Hostelとも早々に別れを告げ、早くも着いたばかりのArgentina(アルゼンチン)から隣国Brasil(ブラジル)へと移動である。
今日はブラジルサイドからもイグアスの滝を見学するつもりだから、とりあえずの移動距離はごくわずか。料金3ペソという格安な路線バスでの移動だ。
VISAの審査も無事問題なく、いつも通り順調な感じで簡単に国境越えを果たした2人。
アルゼンチンへはブラジルを旅した後にまたもう一度戻ってくることになるから、今は「とりあえずサヨナラ。」という感じだろうか。
タンゴの国から、サンバの国へ。
音楽やダンス以外だと、どちらもサッカーが盛んな国だから、それぞれにどこかでスタジアムに試合を見に行きたいなとは思っています。

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。