07 November, 08

「I’m not dreaming…。」

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先ほどの列車に乗り直して少し手前のPointまで戻り、そこからさらに別のトレッキングルートを通りぬけて、滝を眺めるための新たなView Pointを目指す2人。
道はさっきと同じで人工的に整備された歩きやすい通路になっており、お年寄りのTour観光客の方々にとっても身体に優しい造りである。

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周囲の景色や時々現れるアナグマたちの可愛らしい姿に癒されながら、歩くこと約30分くらいだろうか。にわかに開けてきた視界の先に広がっていたのは、先ほどの「悪魔の喉笛」とはまた全く違う、広大で壮大な、いくつもの滝が連なる“ジャングルの中の滝”の風景であった。緑の木々に囲まれた数々の滝の、飛沫をあげながら上から下へと流れおちていく水の姿を眺めていると、自分の中に持っていたはずの世界に対する“ものさし”とでもいうようなものが、ここでは使いものにならないんだってことに気付き始める。

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でかすぎて、その姿を持っている単語で上手く表現することができない…。
そんな感じの眺めなのである。
そして、その場をさらに通り過ぎながら奥へ奥へ、滝の傍へと進み続けていくと今度は、この、また何とも表現しようのない、ファンタジックで夢のような、緑と水と、空に浮かんだ虹の織りなすとっても素敵な世界がそこに広がっていたのであった…。

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「なんだこれ…いったいどういう事なんだ、この風景は…!??」
ある意味、映画「The Beach」における“ピピ島”のビーチの風景なんかより、全然“夢の世界”な気分の風景である。
くっきりと滝の上に浮かんだ虹は、端から端までキレイにその7色のラインを常に保ちつづけているようだ。
いくつも連なる滝のあちこちには小さな島のような陸地が点在していて、飛沫の中に見え隠れするそれらは、何か、それぞれが幻の中の存在であるような様子でさえある。
まったく、ほんと、まいるよなぁ、こういうのには…。まったくまったく…。

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因みに次は、ここから真下に見えている、滝壺の中のあの“通路”へと向うのだけれど…。

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