04 November, 08

「Bus & Bath…。」

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アルゼンチン・ブラジルではYouth Hostelが各地にたくさんあるようで、そんなHostelを利用する事も出てきそうだなという事になり、昨日早速「Hosteling International Card」を作りにこの町のHostelへと行ってきた。

すると、何とこのカードが一部バス会社の料金割引にも役立つとの事!?
なんとなんと、そんな美味しい話もあるのですかと、本日の「Puerto Iguazu(イグアス)」行きで早速その特典を使用するつもりだったんだけれど…。
宿をCheck outした後にバスターミナルへと歩いて移動し、いざ、その特典が使用できるというFlecha Busの事務所に行ってみたことろ、手にしたバウチャーを受付で見せても、なぜか先方が快く受け取ってくれようとしないのである。
その内どこかに電話をかけ始め、それが終わるまで10分以上はまたされたその後、結局のとところ「それは今日は使えない」という結論を言い渡されることに!?
なんで何で!??だって、このバウチャーにちゃんと「Flecha Bus」って書いてあるし、昨日の内にYouth Hostelの有効印ももらってあるのに!???

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いくら話しても、答えは「No」から変わる気配なし。説明がスペイン語のためその理由のところがいまいちよく理解できないのだが、電話でYouth Hostelの人と英語でやりとりした感じでは、今日はFlechaが別会社のバスで「イグアス行き」を出しているらしくて、普段はバウチャーが使えるはずなんだけども、やっぱり今日はだめらしい…ということ。
どうもこれは今日というタイミングが悪かったんだろうけど、そうツッケンドンな態度をされるとFlecha Bus自体に対しての印象が悪くなってしまった。
この後「はいはい、そうなんですか。」とそこで正規料金のチケットを買うのも悔しいような気がしてきてしまって、結局別会社「Andesmar(アンデスマール)」の方でIguazu(イグアス)行きチケットを手配する事になったのである。
しかし、実はこちらは今夜のAM1:00発で、更に途中で1度“乗り換え”を挟んだ後に、最終的に現地に到着するのは明後日のAM9:30という、とっても長い運行予定。しかも料金はFlechaの正規料金よりもいくらか高めという内容になっている…。
まぁ、料金分の利点を言えば、こちらにはFlechaについていない「車内食事」が用意されているという事だろうか。
Flechaは昼間のPM1:00発で翌日昼過ぎに到着の時間割だったから、“早く安く”移動しようと思えばそっちの方が得だったわけだけれど、
「いや、もうあんな意固地なバス会社の世話にはなりたくない!これで今日がJujuyでのフリータイムになったから気になっていた“温泉”にも行けるし、バスで2泊な予定の分、2で割ればバス料金も割安感がでてくるじゃないですか!?」
と、色々考えながら「良かった」感を無理やりにも高めて、とにかく全て良い方向に進んだんだ!?と2人で強引に納得することにしたのである。
そんな色々な経緯が午前中にありつつ、今日の午後はSan Salvador de Jujuyからバスで30分ほどのところにある「温泉ホテル」に行ってきたのです。

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Lonely Planetに「Don’t miss it !!(みたいな感じの表現)」と載っていた、そのホテル自慢の“Bano Termales(温泉風呂)”は、南米と言うイメージからは想像できなかったような近代的“SPA”という雰囲気の漂うお洒落なプライベートBath空間。ガイドブックに載っていたよりも価格は高めで1部屋(1風呂)40ペソ(¥1200)ということではあるが、
まぁこの設備で1人600円であれば良心的といえるんじゃないだろうか。南米価格でモノを考えれば「あら、少しお高い…。」ということになるけど、午前中のゴタゴタもあったこどだし、ここはバァっと奮発しちゃいましょうよ、ねぇMさん!??

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入ってみると、ここも他の南米式プラベート型温泉と同じように「毎回からっぽの湯船に自分でお湯を入れる」方式だ。湯の温度も45℃という、日本人には嬉しい少し熱めの設定になっている。浸かった時に「ふぁ~。。。」という声が出てしまうあたり、その湯加減が最高に気持ちいい。これはほんと、幸せだなぁ。

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湯上りにはHotelのロビーで冷たいビールを飲みながら、火照った体をゆっくりと休める。WiFiを使ってインターネットまで出来てしまって、最高に満足の1日を過ごすことができた。それもこれも、全部“Flecha Bus”のおかげだなぁ…(笑)。

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