04 October, 08

「Tree & Hands。」

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夕方、TAXIを往復料金でチャーターして、NAZCAの町から15kmほど離れたところにあるMirador(ミラドール)へ。

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ここは地上絵の研究家であるマリア・ライへ女史が建造した地上絵観測用の「やぐら」というべき建造物である。
このミラドールから見る事が出来るのは、「木」と「手」の2つの地上絵。
空からも眺めた絵だが、地上20mほどのやぐらの上から眺め直すと、その巨大さにあらためて驚かされる。
本当は夕日が沈む前にこの場所に来ていたかったんだけど、宿でお昼寝していたらいつのまにかPM5:00を過ぎてしまっていて…いわゆる、寝坊というやつですね。
なので、本当はコレクティーボを拾ってもっと安く来るはずだったミラドールに、結局TAXIを使って来ることになってしまったのである。
町を出たときにはまだ地平線の上に浮かんでいた真っ赤な夕日も、TAXIで向かっている途中の大地にきれいに全て吸い込まれてしまった。
しかし、そのあとにはいつもと同じように、太陽の赤と空の青とが創り出す美しいグラデーションの世界が2人の周りの世界を包みこんでいった。
思ったよりもかなり町から離れていたミラドールにようやく到着した時も、だからまだこんなにキレイな光の中で神秘的な地上絵を観測する事ができたのです。
太陽の熱を失った空気は徐々に冷たくなってきていたけど、そんな事を感じる以上に世界の美しさを感じさせてくれる瞬間。
2人、そんな素敵な時間を、どこまでも広がっていくように見えるパンパのど真ん中の華奢な建造物の上で暗くなるまで過ごしていた。
世界は、本当にこんなにもきれいで素敵なものなんだなぁ…。

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ちなみに、午前中のフライトでセスナの上から眺めた時にはこのミラドールにもたくさんの観光バスが停まっているのが見えたけれど、この時間帯は1台2台の乗用車が来ては去っていくくらい。
静かに、素敵な景色をゆっくりと堪能したいなと思ったら、夕方の、夕日が沈むこの時間帯にミラドールに来るのはお薦めであると思う。

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今日2人が使ったTAXIの料金は1台往復で40ソルだったけれど、コレクティーボを使う事が出来ればずっと安く訪れる事が出来る。(たぶん、1人片道1ソルとか。)
明日も夜行バスまでに少し時間がありそうだから、チャンスがあればもう一度ここを訪れてみようかな…今度は寝坊することなく、安いコレクティーボをつかまえて、ね。

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コメント

いつも綺麗な写真たちですね~

癒されます

日々同じようなものばかり見てると視野が狭まってしまうから 
脳がぶっ飛ぶいいスパイスですよ
ありがとうございます!

久しぶりです!サハラ砂漠の学生です。
ペルーは自分達も回った国なのでめちゃめちゃ
懐かしく見てます。
ナスカの地上絵ホント懐かしいッス。

ペルーはやっぱりマチュピチュが1番だったけど
自分的にはマライの塩田を歩いたことが
ツボでした。おすすめッス。
あとクスコの地元の料理店もおいしかったです。

お久しぶりです!!
アメリカのフェニックスで出会ったケイです。
今日仕事をしながら、フッと二人の事を思い出したので久しぶりにブログ拝見させていただいています。気づいたら3時間くらい見入っていました・・・(笑)
じゅんさんとももえさんにお会いしてから早いもので半年が経つんですね。
二人とも元気そうでなによりですが、ブログに載せてる写真が本当に綺麗ですね~☆
見てて時間を忘れてしまいます!!
今、私は沖縄で彼女と二人で暮らしていて二人ともじゅんさんとももえさんにお会いするのを楽しみにしていますよ。
これから続く2人の素晴らしい旅の安全を祈っています☆

sonoさんへ。

桃絵がいま、TVルームで
NHK朝ドラ「だんだん」に夢中になってしまっているので、「J」がコメント返します。
坊主頭を坊主に刈ってもらってから、随分時がたってしまいましたねぇ。
写真はいつも試行錯誤しながら撮っているので、
そういってもらえるととても嬉しいです。
これからも温かく見守ってください。

ヒサユキくんへ。

いつもコメントありがとう!
マチュピチュ、ちょうど行ってきました。
めっちゃ最高だったよ。
マライの塩田は時間の関係で行けなさそうだけど、
これからも何かお勧めあれば教えてくださいな。
それと、クスコの料理、ほんとに美味しい。
そんな料理とも今夜でお別れして、今度はプーノ、その後はボリビアに向かう予定。
マライのかわりに、ウユニを楽しんできます!

ケイくんへ。

コメントありがとう!
3時間も熟読してもらって、作り手としても
ブログやってる甲斐があります(涙)。
こうやって外国ばかりを旅していても、
ふとした風景から沖縄を思ってしまうことがあるよ。
ケイくんと会ってから、もう半年も経ったんだ…。
旅があとどのくらい続くかまだ分からないけど、
ブログは頑張って続けていくのでお暇な時に見てみてくださいな。
彼女と2人、仲良くね。
「仲良しの秘けつ」は…なんだったっけ!??

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