「崖の下の町。」
Purmamarca(プルママルカ)へは、Tilcara(ティルカラ)のバスターミナルからローカルバスを捕まえて約30分くらい。
ここはその裏側に“七色の丘”と呼ばれるカラフルな山を抱えることで有名な美しい山間の村で、Tilcaraと同じように舗装されていない砂道の両サイドには数多くのArtesania(お土産屋)が軒を連ねている。
村の中心にあるPlaza(広場)の周辺には観光バスが横付けされ、民芸品を並べた露店にはたくさんの西洋人風観光客が押し寄せいているのが見える。
そんな通りを歩きながら、2人もそこに並んだ民芸商品を何気なく眺めていて思ったのは、商品の質と言うか、センスそのものがペルー・ボリビアなんかと比べてみるとかなり“西洋好み(又は日本好み)”になっているという事。
ここでもアンデス地方独特の民芸品を売っている事に変わりはないのだけれど、そこから少しアレンジを加えたような、もしくはよりシンプルに洗練させたような製品を数多く発見することができるのである。
Tilcaraにいてもそうなのだけれど、こういうのを見せられると「欲しい…」と思う買い物的気分が、より一層増してきてしまう。
ちらっと値札を見てみると、やはりボリビアよりも少しお高くなってきている様子。
う~ん、なかなか悩ましいところですねぇ…。