27 October, 08

「モキュモキュ。」

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パンケーキがついた豪華な朝食を食べ終えると、昨日と同じランクルに乗って、昨日と同じガイドの運転で砂漠の道をさらに南へと移動していく。

実際、昨日まで目の前に広がっていた塩の大地を抜け出てみると、Jeepが走り抜けている場所の周囲はどんどん砂漠化していっているように感じる。
そこでは背の高い木々などはほとんど見る事が出来ず、小さな丸い植木のような植物だけが、山の斜面や台地の上でほぼ等間隔に生え揃っている。
途中、車が急に速度を落としたかと思うと、そこにはまっすぐに延びる鉄道のレールが敷かれているのが徐々に見えてきた。
全員その場で一度車を降りて、線路の周りで撮影タイムだ。

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そして、みんなが思い思いのポーズを撮りながらカメラの前に立っている間に、車の方は線路の上にその車体を乗り上げながら逆サイドへと通り抜けて行くのである。
この辺り、もうあまり「道の上を走っている」という感覚はなくなっていて、とにかく次の目的地まで、あいだに広がる空間を自由に走りまわっているというような感じに思える。

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そんな風にして凸凹砂利道をさらに移動していった先に、今度は「ボルケーノ(火山)見学スポット」となる、奇岩の並んだ茶色い大地が現れてきた。
その岩々の上に立って前方に見えている富士山型の大きな山を見てみると、確かに火口の辺りから白い煙が立ち上っているのが見えている。

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ただ、最初にこのTourの内容説明をされた際に「ボルケーノを見に行く」という話を聞いた時には、もっと火口の近くまで行って火山活動を体感するのかと思ってしまっていたから、この距離感には少しガッカリする部分もありました…。
とはいえ、火山のことを抜きにしたとしても、この辺りの風景そのものはなかなかに現実離れしてしまっている。塩湖ももちろん素晴らしかったけれど、こういう場所もそうとう“凄いな”って思います。


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一通りその辺りの風景を眺めて、さらには岩陰の人目に付かない場所に隠れながら“Natural Toilet”も済ませた2人は、岩と岩との間の窪みを縫うようにして歩いて車に向かっていた。すると、こんな丸っこい形をした苔の塊のような植物を発見!?
Mの表現を使うと“モキュモキュ”としているその風貌がかわいらしくって、近くに寄ってさらにじっくりと観察してみたのだが、近づいてみると小さな斑点が密集している様子が意外に気持ちが悪い感じで、思った様な可愛らしい物体ではなかった事に少しショックを受けてしまいました…。

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