19 October, 08

「お祭りの午後。」

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Hostal CACTUSの日当たりの悪い部屋に重たい荷物を置き、休憩もそこそこにさっそく街へと繰り出した。

バスを降りた後、このホテルに向かうタクシーの中から見えた街の喧騒の中に通常とは違う特別な賑わいを感じて、運ちゃんに「今日って何かやってるんですか?」と尋ねてみる。
すると、答えの大半は理解できないものの、どうやら何か祝日を祝う祭りが行われているらしいということだけは、話の端々から分かってきた。
早朝のバスに乗って急いでここまでやって来たのが、どうやらその甲斐はあったらしい。

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街に出て、サンフランシスコ教会前の広場へと向かうと、その途中からもう、様々な衣装に身を包んだパレードの準備にさっそく出くわしてしまった。
今日はEl Alto(エル・アルト)の市を見るためにラパスまでやって来たはずなのに、そこへと向かうコレクティーボに乗る前にこんな面白そうな現場に遭遇してしまうなんて…。
どちら(エル・アルトとパレード)も気になるから、どうしていいやら2人とも迷い始めてしまった。バスに乗るべきか、このままこのお祭りを見届けるべきか!?
まぁいいや、何だかこれも面白そうだから、とりあえずギリギリまで参加してみて、その後El Altoに向かう事にしよう。
そう決めてしまうと、広場周辺に群がるお祭り装束の人々の群れの中へと分け入るようにして進んでいった。
サンフランシスコ広場前の大通りは歩行者天国状態になっていて、先頭集団と思われる団体が管楽器・打楽器を打ち鳴らしながら既に行進を始めている。
広場で準備をしている人々も、記念写真を撮ったりおしゃべりをしたりしながら、のんびりとした雰囲気で自分たちの出番が来るのを待っている。

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そんな姿をパシャパシャと写真におさめていたら、
「こっちに来なよ。そして、みんなで一緒に写真に写ろうじゃないか!」
みたいな感じで、2人に対して声を掛けてくれたのです。
そんなわけで、その場でそれぞれに記念撮影を1枚づつ。
ボリビアの人々も、みんな気さくでいい人たちみたいですね。

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