07 October, 08

「ストは困るなぁ…。」

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予定では、午前中に近郊の村「PISAQ(ピサック)」の火曜市を見に行き、午後にクスコの町に戻ってきて「MACHU PICHU行き」を検討するつもりだったのだが…。

昨日の夜の時点になって、「明日(10/7)は朝からバス会社全面スト」との情報が入ったのだ!?ストって…コレクティーボ(地元用ミニバス)も全て止まってしまうのかなぁ…。
それでも一縷の望みを心の中に抱きつつ、一応朝 早めに起きて、バス乗り場の方へと向かってみることにした。
天気は今日も、相変わらずのどんよりとした曇り模様。
昨日の夜から朝方まで降っていた雨のせいで、気温は一段と冷え込んだような気がする。
2人は8時頃に宿を出たのだが、町では既に、たくさんの観光客たちが通りを闊歩しているのを見る事が出来る。しかし、それと同時に、やはりストの噂が本当である事を2人に示すかのようにして、たくさんの警官たちが大通などを警備していることも分かってきた。
恐る恐るその警官たちの中の1人にPISAQ行きのバスの運行具合を尋ねてみると…

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「バスもコレクティーボもタクシーも、今日は夕方まで動いていないよ。」とのお返事。
やっぱり、そうか…。
そんなわけで、結局今日は近郊へのエクスカーションを諦め、クスコの町で1日を過ごすことになったのです。来たばかりだから、それでもまぁ良いけれど。
とはいえ、2人には今日のクスコに「これ」という目的があるわけでもない。何となくブラブラとあっちこっちの通りを流していたら、メインの広場となるPLAZA DE ARMASでパレードが行われているのに遭遇した。何だろう、今日の“スト”と何か関係があることなのか、それともまた別のお祭りなのか…。民族衣装に身を包んだペルーの人々の伝統的であろう踊りや音楽を眺めていたら、あっという間にお昼近くになっていた。

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その後は宿周辺の界隈に戻り、近くの安くて美味いと評判(!?)の定食屋に行って1人の5ソル(≒\180)のランチコース(スープ&メイン&デザート&ドリンク)を食べに行ってきた。これが、確かに安くて、量も十分なうえに味もなかなか。
かなり繁盛しているようなのも、納得できるサービスの内容である。
午後は、いよいよ問題の「MACHU PICHU ルート探し」をスタート。
町の中心部に数えきれないくらいあるTour Officeを廻りながら、自力で行く方法とどちらが良いか(楽しそうか)を検討し始めたのだ。

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マチュピチュに向かう一般的な方法(エコノミー価格)としては、
① Cusco(クスコ)からバスに乗ってOllantaytambo(オリャンタイタンボ)まで行き、
  そこから列車(Back Packerクラス)でAguas Calientes(アグアス・カリエンテス)
  まで行く。
② バスでOllantaytamboまで行った後、更にバスを乗り継いで「82km地点」という所
  まで行き、そこから線路沿いにAguas Calientesまでの道程約30kmを歩く。
などなど。
②の方法は料金の高い列車を使わなくて済むためかなりリーズナブルなのは確かだが、情報ノートの書き込みを見ていると、「線路を歩いている途中で野犬にパクリとやられる」的な記事がいくつかあり、危険回避のためにもそちらは断念する事にしていた。
問題なのは、電車でさっくりと行ってしまうのか、それとも別のトレッキング的なルートまたはツアーを使ってマチュピチュへと向かてみようか…というあたりである。
しかし、そんな悩みもTour Officeで話を聞いている内に簡単に吹っ飛んでしまって、
「これはもう、歩いて行くしかない!やはりここはインカの山々に挑戦すべきなのだ!!」
という強い意志へと変貌していた。
最終的には窓口の担当が流暢に英語を話してくれた「AUSANGATE HAVITUSH Tour Operator」という旅行会社で、4泊5日の「INCA JUNGLE TRAIL」を意外にあっさりと申し込んでしまったのである。出発は…なんと明日!?
因みにこのツアー、通常は3泊4日の日程なのだが、マチュピチュの麓のAguas Calientes
(アグアスカリエンテス)での滞在を1泊ではなく2泊に変更してもらったためにこの日程となりました。3泊だとUS$150/1人なところを、延長分足してUS$160/1人。
これで遂に、遂にあの「MACHU PICHU」へと向かうことになるのです!!

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