15 October, 08

「Lakeside Town“PUNO”。」

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早朝AM5:00にターミナルに到着したバスを降りると、そのまま客引きに来たTAXIに乗り込んで、今日泊まる予定の宿「Hostal Manco Capac Inn」へと向かった。

因みに、Manco Capac(マンコ・カパック)とは、古代インカ帝国の初代皇帝の名前です。
それ以外の意味は特にありません…一応。
時間帯のせいもあって少し薄暗い部屋の中に、肩に食い込むくらいに重たい荷物をドサリと下ろすと、そのまま夜行バスからの勢いでベッドにバタリと横になった。
そして、そのまま2人とも、深い深い眠りの続きへ…。
ベッドからはい出し、身支度を済ませて外へと繰り出したのは午前中ももう終わろうかという時間帯。
そうなると、当り前のように腹がかなり減ってしまっていた2人は、そのまま宿のオーナーお薦めのレストランへと向かった。
料理の値段は少し高めだったけど、味の方はまぁ、無難においしかったです。
ティティカカ湖の湖畔だからってことで注文したTurcha(鱒)のガーリック風味といつもの味のお肉料理を2人でペロリと一気に平らげると、そこから今度はトゥクトゥクに乗って、肌寒い曇り空の下、のんびりとした速度に揺られて湖の見える場所を目指した。
この町からはティティカカ湖に浮かぶ島々へとボートツアー(1泊2日)を予定しているのだが、焦って今日から行かなくて良かった!?
だって、朝から雨が降ってたみたいだし、今も時折ちらほらと小雨がぱらついてる。
向こうから青空が広がってきたところを見ると、明日はバッチリ晴れるんじゃないかなぁ。

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そうして到着した湖畔のボート乗り場付近には、午前中のツアーに参加してきたらしい観光客たちが大勢、小奇麗なボートから降りてきていた。
初めて目にするティティカカ湖。標高3890mの高地に広がるその広大な湖を目の前にしても、まだ何かピンとこないものがある。
いや、ピンとこないのは湖に対してだけではなく、PUNO(プーノ)という町そのものに対しても言えることであると思う。
どうもここは、2人が思い描いていたような「湖畔の町」ではなかったようだ。

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2人のイメージの中では、以前Guatemalaで訪れたアティトラン湖の町(村)「San Pedro」的な場所を想像していたのだけれど、実際に目にするプーノの町は、ここが湖に面しているんだということを全く感じさせない“造り”だったのである。
まず、町の中に入ってしまうと全く湖を目にする事ができないのだ。
土地がフラットな上に、湖畔から町の中心が離れてしまっていることがその原因だろう。高台にでも行けば町と湖が一望できるであろうが、ホテルやその周辺の生活圏から湖を感じる事が出来ないというのは、なんだか妙に物足りない感じである。
さらには、そこから足をのばして訪れた湖畔も、町の傍の水辺の常ではあるが、実際それ程キレイではないようなのだ。
写真に移すと上のように“のどかな”1面を切り取ることも可能なのだが、その実、その風景の側を歩いていると下水のようなイヤな匂いが鼻をついていたりして…!?
とにかく、「ティティカカ湖」を本当に感じるためには、やはり湖にボートを繰り出してその真っ只中へと足を踏み入れないとダメらしい。
それは、また、明日の話。ある意味、益々期待と楽しみが募ってきました。

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