29 October, 08

「From Bolivia to Argentina。」

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昨日の夕方、Uyuniの町に戻った2人は近くのホテルでシャワーだけを浴びさせてもらい、その後簡単に夕食を済ませてしまうと、その日の夜発の列車に乗ってチリ側とは別の国境を目指して出発した。

目的地の名前は「Villazon(ヴィジャソン)」。
そこはアルゼンチンとの国境に面した町であり、2人を乗せた夜行列車は、今日10/29の早朝AM7:00頃にその町の駅へと到着する事となった。
駅からボーダーまでは1キロちょっとくらいの距離だろうか。

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動き始めたばかりの町の風景を横目に見ながら、とにかく一路その国と国との境目を目指して歩いて行く。途中、美味しそうなオレンジジュースの屋台で、少しだけ残っていたボリビア硬貨を使い果たし、後はもうひたすらに重い荷物を背負って歩き続ける。
すると、これまで何度も見てきたのと同じような、ある意味“お馴染み”な国境審査所の風景がそこに姿をあらわしたのであるる。
これで、コパカバーナ以来の楽しかったボリビアともお別れだ。

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アルゼンチン側の国境審査では荷物を一度開けなければならなかったものの、特に問題なく審査を終了。ようやく南米最南端の国へとやってきたのである。
審査所の先には、「ウスアイアまで5121km」と書かれた看板が立っているのが見える。
2人も訪れたいと思っているウスアイア、パタゴニア地方。そこに到達するのは、あとどれくらい先のことだろうか…。

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今の予定ではこのままアルゼンチンの北側を西へと移動して、イグアスから今度はサンバとサッカーの国「ブラジル」へと向かう予定だから、結構時間は掛ってしまうだろう。
アルゼンチンの「ブエノスアイレス以南」を見るのは、その後の事…。いやいや、まだまだ先は長いです。
とにかくまず今は、今日の宿泊地に決めている町「Tilcara(ティルカラ)」を目指すことになる。実はこの時点までお金を両替できていなくって、10ボリビアーノ札1枚と後はドルしか持っていなかったんだけど、バスターミナル行きのTAXIではボリビア紙幣の使用OKで、しかも料金はきっかり10ボリビアーノとの事!?
そのままターミナルへと直行して、そこで今度はバスのチケットを20ドル紙幣で購入し、おつりでアルゼンチン・ペソを手に入れたのでした。
何だか、全てが上手く周っているなぁ(笑)。アルゼンチンも楽しい国になりそうな予感…。

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因みに、アルゼンチン側国境の町「La Quiaca」から「Tilcara」までは長距離バスで約3時間くらい。この周辺「Quebrada de Humahuaca」地方では“7色の丘”と言う名を持つ山々を見る事が出来るっていう話である。
Tilcaraでは、色々な偶然が重なって、とっても良い宿を見つける事が出来た。(今回の表紙の写真が宿の様子です。)町もこじんまりとした中に楽しげなお店やレストランがたくさん集まっている印象で、何だかとても住み心地がよさそう。
それにしても、“7色の丘”か…。
一体、今度はどんな風景が2人の前に現れるのだろうか…。

コメント

本日22時間の長距離バスでブエノスアイレスに到着しました!
日記毎日楽しみにチェキってます。
イースター島まーじ良かったです。
めちゃスローライフでした。
時間があれば是非行ってほしいです!!
みんな同じ意見です。
沖縄にゲストハウス開いたら必ず行きます!
いつの日か帰国したら、ウユニ塩湖OFF会を横浜あたりでしましょう!
今後も素敵な写真と文章楽しみにしています。

こばやしくんへ。

コメントの返事が随分遅くなってしまいました。
イースター島については、引き続き現在も予算振り分けを模索中…。
ちなみにここ最近の旅先であった
「カナイマ(ベネズエラ)」と
「アマゾン河下りルート」もかなり良かったよ!
いつか、是非行ってみてもらいたいです。

そちらは最後の学生生活に戻ったころでしょうか。
「無事卒業」と「有意義な社会人生活」を、地球の裏側で相変わらずの浮草生活をしながら祈っておきます(笑)。
ゲストハウス実現にむけて、何か少しづつ考えていかなとなぁ…。


はじめまして
ウユニから徒歩でアルゼンチンに抜けられるのですね!
また、ウユニツアーには荷物は持っていかれるのですか?それとも預ける場所があるのですか?
記事にはツアーから戻って、近くのホテルでシャワーを借りた、とありますが、日本人の感覚で宿泊客でもないのにシャワーを貸してくれるものなの!?(ケチそうなのに笑。←失礼!)って思っちゃいました。
私も先のことですが、南米を旅しようと考えていてブログ参考にさせていただきます。

るいさんへ。

コメント、ありがとうございます。
アルゼンチンに抜けるのはウユニからとうか、そこから列車orバスで国境まで移動して、ということになります。チリに抜けたい場合には、ウユニツアーのジープに乗ってそのまま抜けることができますが。
荷物はジープに乗っけていくのですが、ツアーの後ウユニの街に戻るつもりであれば、大きな荷物だけツアー事務所に預けることができるでしょう。
シャワーは、ある特定のホテルに限って宿泊客以外にも有料で貸しているのですが、名前や場所ははっきり覚えていなくて…。とにかく、ウユニは素晴らしい場所でした。
南米への旅、楽しんできてください!!

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