20 October, 08

「Extraordinary。」

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先日、コパカバーナからラパスに向かう途中で見た“Parade”の一行が、町の至る所を占拠するように埋め尽くしている。
そんな“非日常的”なラパスの町を歩いてみるものの、普段の日と違ってこんな日には休んでしまっているお店や施設が多いらしくて、思った様な街歩きの手応えが感じられない。

仕方なくあちらへこちらへと流し歩きをしている無目的な散歩の途中で、少し気になった「楽器博物館」という場所に何となく入館してみることにしたのです。

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そこではこじんまりとした内部空間に、所狭しと数多くの楽器たちが並べられている。

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そんな展示品を眺めているのも楽しいけれど、やっぱり楽器は演奏してみるのが一番面白いと思う。ここでは中庭に面した外部廊下にいくつかの「演奏可能」な楽器が並べられていて、訪問客はそれらを自由にイジリ倒すことができるようになっているのである。
他のお客さんもほとんどいないような状態だったから、とにかく好きなようにそれらの楽器で音を出してみては、2人それぞれ自己満足に耽っていました。
この楽器博物館周辺は通り自体もお洒落な佇まいを醸し出していて、たまにチラホラと面白そうなお店が現れたりする。雑然とした吹き溜まりのような(!?)La Pazの町の中にあって、どこか異彩を放っていたような気がします。
本当はその辺でお茶でも飲んで休憩したかったけれど、昨日から銀行のATMが何故か使えずに手持ちのお金が尽きてきていたため、残念ながらそれについては断念することに…。
それにしても、本当にスゴイ数の人々がこの町に集まってしまったものだ。
道端に座り込んだ民族衣装姿の紳士・淑女たちは、どこか疲れを感じさせながらも毅然とした意思を持っているように感じる。
でも、そのせいで銀行カードは使えず、公衆便所はどこも満員状態。
彼らももちろん大変であろうが、旅行者としてもなかなか大変な事態であります。
明日は大丈夫なのかなぁ…。

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