09 September, 08

「We love this kind of stuffs。」

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午後は、旧市街にある「19世紀博物館」を訪れてきた。

本当はこの街のメインスポットである「Museo del Oro(黄金博物館)」に行きたかったんだけど、現在改修工事中らしくて見る事が出来ず。
その代りにと軽い気持ちで訪れたこの博物館が、思いがけずとても興味深い(2人にとって)展示にあふれた素敵な場所であったのです。
入場料は1500ペソ/1人。
Bogotaの美術館や博物館はどこも入場料無料だったり、払うにしてもこんな感じでとても低い料金設定になっている。こういう風だと、ちょっと時間が空いた時や週末の過ごし方として「美術館・博物館」に行こうと気軽に考えられるよね。
それによって人々が文化的なものに触れる機会も増えてくるし、周辺のレストランやお店が盛況になってくる気もするし…日本も、もう少し文化施設の入場料金が下がればいいのになって、こんなところで考えてしまいました。

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ここ「19世紀博物館」の展示は、その当時の骨董品を使って当時の生活を再現するというスタイルで、当時の薬局の空間を数多くの“小道具”を駆使して再現してあったり、衣類や小物など、それぞれに素敵な趣味の品々を豊富に並べて楽しませてくれている。
さらにユニークなのは、それらの展示スペースを観覧するのに「軍人さん」がガイド役として同行すること。ここでも毎度のことながら「スペイン語」の壁にぶつかりまくっていたけど、聞いていた感じではかなり細かく丁寧に説明してくれていた様子。

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ただ、全ての部屋をこの軍人さんのペースで見て回ることになるため、興味のある場所にゆっくりしていられなかった事が、少し残念ではありました。
でも、ここの展示は本当に2人の好きな“趣味”の品々で溢れてた。
当時のポスターや文書類なんかの上に並んだ色々なスタイルの文字もカワイイかったし、衣服関係の展示室にあった当時の靴の作りなんかも素敵でした。

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この博物館の周辺には雰囲気のある古本屋なんかもあったりして、ちらっと見学するつもりで入ってみたら、店主がまた色々と親切に話しかけてくれたり…。

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Bogotaは短い滞在だったけど、ギュッと凝縮された楽しい時間を過ごすことができたと思う。(でも、街自体は“都会”である分、長居するには少し疲れる場所。ゴチャゴチャし過ぎている気もするし、その点ではMedellinの方が洗練された印象を受けました。)

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