19 September, 08

「Traveling beside the “Andes”。」

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予定通りの3泊の滞在を終え、早朝出発で次の町へと移動を開始。
今回は短い滞在だったけれど、盛りだくさんのとても充実した日々だったと思う。

そんな新しい思い出を胸に、向かうのはエクアドル第3の都市、古都CUENCA(クエンカ)。
宿のそばのパン屋で買った焼きたてのパンとオレンジジュースを荷物と一緒にバックに詰めこんで、TAXIでまずはいつも通りにバスターミナルへ。
AM9:00発のチケットを購入し、10時間に及ぶ長めの移動がここからスタートした。

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アンデス山脈を横目に見ながらパンアメリカン・ハイウェイを南へと下っていくこの道は、ガイドブックによれば「アンデスの廊下」とも言われるくらいに見事な山脈風景が続く絶景ルートということである。
そして、出発早々からすぐに、頂に雪を被った見事な山々の風景が2人の目を奪うこととなった。やはり朝は空気が澄んでいるのと雲が少ないのとで、景色が一段とクリアーに見える。手前の草原で草を食んでいる牛たちの姿も、とても気持ちが良さそうだ。

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ひとしきりカメラのレンズを向け終わると、そんな景色を横目に何となく見やりながら、少しづつ眠りの世界へ…。
そして何かの拍子にハッと目を覚ましたりすると、また別の見事な山脈風景が窓の外に広がっている。やはり、昼間のバスで移動して良かった。
それでも、10時間の移動はなかなか辛いもので、3 ~4 時間を過ぎたあたりから徐々に2人とも疲れが見え始めてきた。特にMは頭痛がひどくて、途中たまらず頭痛薬を飲んでいたくらいだった。Jも少し頭痛がしていたけど、これはやはりバスが高山地帯を通っているからなのだろうか。

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気がつくと、当り前のように雲が目の下の風景として広がっていることからも、その「高さ」加減が想像できる。
まったく、しかしこれは本当に凄い風景だなぁ。
雲の海とでもいうのだろうか。飛行機からしか見たことのないような景色を、バスの窓から見る事ができちゃうんだから。まったくもう、という感じです。

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今日のバスも運行はいたって順調で、ほぼ予定通りの時刻に目的地CUENCA(クエンカ)のバスターミナルへと到着した。
ここでは久しぶりにバスを降りると同時の“客引き”にあい、興味本位なところもありつつ、その客引きの宿「Hotel Sol」に泊まることにした。
バスを降りてすぐの客引きについていくのなんて、多分モロッコ以来じゃないだろうか。
(キューバにもたくさん客引きがいたけど、結局それにはお世話にならなかったし。)
移動のTAXI代も払ってくれる気前の良さで、さらに朝食付きでUS$6/1人。
SUCREのような安さではないけど、CUENCAは他の都市より宿代が高めだという話だから、まあ「高い」というわけでもなさそうだ。
家族経営な感じで雰囲気もいいし、夜飯を食べた近所の中華も安くて美味しかったですよ。

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