20 September, 08

「CUENCA。」

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朝、シャワーを浴びる段階になって、「Agua Caliente(お湯)」があまり出ないことに気がついた。昨日は移動で疲れてすぐ寝てしまったため、Mは移動の汗をどうしてもお湯のシャワーで流したかった様子。

実際この標高による寒さの中でお湯が出ないのはちょっと厳しいな…ということになり、ここも良い雰囲気の宿ではあるのだが(朝食付きだし)、急遽あと2日は別の宿にてお世話になることにした。

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移ってきたのは「Hostal MAJESTIC」という、より町の中心に近い宿。でも、Hotel SOLを出る時に宿のおじさんが見せた寂しげな顔が何だか妙に忘れられない…。
シャワーがちょっとくらいぬるくても、あそこの宿に泊っとけばよかったかなぁ……。
そんなこんながあったことと、Mの調子もイマイチだったこともあって、クエンカの街歩きを開始したのはお昼を過ぎたころになってから。
宿の中(日蔭)は寒く感じるくらいだったが、外に出て日の光を浴びると、T-shirt一枚でも汗ばむくらいの陽気であった。何だか、相変わらず服装選びが難しいです。
ここCUENCA(クエンカ)は1999年に世界遺産にも登録された美しい街並みがのこる古都で、年間を通じて春の様な気温が続く穏やかな気候が象徴するように、なんとものんびりとした空気が流れる町である。
街の南側を流れるRio Tomebamba(トメバンバ川)の川辺にはコロニアル調の建物が並び、緑豊かな遊歩道を歩いて行くのはとても気持ちが良い。
途中には、川の水を使って洗濯物を洗う婦人の姿なんかも見る事ができる。市内の洗練された雰囲気とのギャップがまた、面白い。
ただ、今日歩いてみた限りでは想像していたよりも「町」自体に“パンチ”はなく、規模もそれほど大きくないから見て回るのにそれ程時間は掛からなかい。
美術館や教会を見て廻ればもう少しボリュームが出るのだろうが、今日は土曜日ということもあってか、閉館しているところが多かった。
そんなわけで、今日のところは明日の「インディヘナの日曜市」巡りを楽しみにしつつ、早めに観光を切り上げる事にしました…。

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