28 September, 08

「Tour旅行。」

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朝、到着してすぐの朝食を美味しくいただいた後、そのままTeo(宿のツアー・登山に関する相談担当のおじさん)のミニバスに乗せてもらって町の中心へと移動。
Mony Travelという会社が運行しているAM9:00発のツアーバスに乗り込んで、初日からいきなり「Chavin de Huantar遺跡ツアー」に参加してきた。

参加費用は、1人25sol(≒\900)。途中にある美しい湖見学などを見学しつつ、Huarasから150km離れたチャビン遺跡まで片道3時間かけて移動していく内容だ。
しかし、バスがHuaras(ワラス)の町を離れて田舎道を走り始めると、夜行移動で疲れている2人はあっという間にウトウトし始めた。そして、いつの間にやら眠りの世界へ…。
次に揺れの衝撃で目を覚ました時、バスはちょうど浅い川の水の上をゆっくりと渡ろうとしているところであった。

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橋などというものはなく、水が流れる砂利の上をゆっくりと移動していく。
それでもやはり揺れが少し激しいためか、乗客みんなが一度おりて、バスが向こう岸に渡り切るのを待つことになった。

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川辺から眺める周囲の山々がとても美しい。かたわらに座りこんでいる村の子供が、自然の中に溶け込んで“素敵な風景”となっている。
そんな中、バスは無事小川を渡りきり、2人はTourと共にさらに先へと進んでいく。
そして、その後も眠ったり起きたりを繰り返しながら、いったいどれくらいの時間が過ぎただろういか…突然目の前に、大平原と湖の姿が現れたのである。
ここは同じような観光バスがこぞって停車する人気スポットであるらしく、周囲にはたくさんのバスの姿と、訪れる観光客を目当てにした「一緒に写真撮りましょう」業の民族衣装姿のおばちゃんと子供たちの姿が見えている。
他の客に先をこされまいとするかのように、2人も座り疲れたバスの座席から飛び出して、走るように湖の方へと向かった。
途中には、民族衣装姿のおばちゃんが連れているリャマとも記念写真を撮影したり。
すっかりTour旅行気分を満喫しながら、すばらしくキレイな湖畔の風景の中で大きく深呼吸をひとつ、ふたつ。さすがに空気がおいしいです。

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とはいえ高度が高いだけに酸素の方はやっぱり薄いみたいで、すこしはしゃいで走ったりすると、とたんに息がきれてしまう。
ここはひとつ、ゆっくり身体を慣らしていかないとなぁ。

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湖を離れたバスは、最高高度4516mまで山岳地帯を登りながら順調に移動していき、その後は山を下るようにして、一路、チャビン遺跡を目指していく。
それにしても、バスの座席についてしまうと、ここまで来てまだ“眠気”が襲ってくる。
周囲の景色を楽しみたいのに、どうしても瞼が…閉じて……。

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