「The “Color” is changing…。」
Huanchacoの夕日は、いつも水平線より少しだけ高い場所で薄い雲に隠れるようにして消えていってしまう。僕らはいつも、それを宿のテラスや海岸から眺めているのです。
この町の空は、一見雲ひとつない青空のように見えて、しかし良く見るとガーゼのように薄い雲に覆われているんじゃないかと思わせるような、何だかとっても淡い水色をしている。その、空の“うすみず色”と大地の砂の“うす茶色”、それに、海の水の“うすねずみ色”が、2人の目に映るこの場所の印象をつくっているようである。
そんな大地と海の向こう側に沈んでいく太陽は、この場所の中では一番色鮮やかな“朱色”を空いっぱいに滲ませながら、後にはいつも色のない“夜の世界”を運んでくる。
この時間帯はサーフィンをするのにも良いらしく、たくさんのサーファーたちが夕日に照らされながら波に乗っていたりするのも見る事が出来る。
町にはたくさんのサーフィンスクールがあるので、見ていると2人も「やってみたいな…」って気持ちが沸々と湧いてくるのだが、何せちょっと寒そうでもあり…。
弱いよなぁ、そういうとこ、結局。
そういえば、昨日の夜に海辺の海鮮レストランで「Arros con Mariscos」というパエリヤの様な料理を注文したのだが、これが13ソル(≒\480)で海老・タコ・イカ・貝類がたっぷりと入ったとても贅沢な内容の一品。1皿で2人分に十分の量だったし、味も海の幸のだしが十分に行きわたっていて、まさに“美味”といえるものでした。
なので、実は今日のお昼も同じものを頂いてきました…これはかなりお薦めです。
(Arros con Mariscosはだいたいどこのレストランでも扱ってる料理です。)
明日は夜行での移動予定。
それまでにもう一度、この夕日と海の幸を2人でじっくり味わってから山岳方面へ出発しようと思っています。