25 September, 08

「Huanchacoの海岸物語。」

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朝8時過ぎにTrujillo(トルヒーヨ)の宿をCheck Outし、バックパックを担いだ状態で近くの大通りから小さなコレクティーボに乗り込んで一路Huanchaco(ワンチャコ)へ。
AM9:00過ぎには海辺に建つ真新しい白壁の宿「Hostal Rubalong」のOcean Viewの部屋へと移ってくることができた。

4階にある部屋の窓から見る海の眺めも最高だし、1つ下のフロアーにあるテラスから見る町とビーチの風景もまた素晴らしい。

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CATV・Free Internet(WiFiもあり)付きとはいえ、Bathroom共同で1泊65sol(≒\2300)/1部屋は少々高いが、他の生活費を切り詰めても泊る価値のある素敵な立地だと思う。
移ってくるなりシャワーを浴びて身体もすっきり、気持が落ち着いてきたところでブランチとして宿のDesayuno(朝食)をお願いすることにした。
Pan、卵、コーヒー&ジュースのMenuだと6solなのだが、ここは海辺の町だし…ということで、お魚料理付きの10solのコースを注文する事に。
どの品も美味しかったけれど、ここでもやはり一番素晴らしかったのは目の前に広がる海と、ここで朝(昼)食を食べられるというシチュエーションそのものだろう。
テラスに据えられた木製のテーブル席には太陽の光がサンサンと降り注ぎ、潮風に吹かれながらそんな日射しを浴びているのは本当に気持ちの良い一時である。

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とはいえ空気に汐だれを誘うような湿気がないのは、赤道に近い立地のせいだろうか。
Peruでこんな優雅なブランチを海辺のテラスで食べるような瞬間は、実際に入国してくる以前には全く想像していなかった。思い描いていたペルーは、“マチュピチュ”や“ナスカ”など、陸のイメージばかりだったから。
お腹が膨らんだら浜辺沿いの道を散歩して、時には高台から町とビーチを見下ろしてみたり…疲れたら今度はまた宿へと戻って、テラスでビール飲みながらサーファーたちの波乗りを眺める。そんな、まさに“Tranquiro”な生活をこの町で楽しんでしまっています。

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高台に建つ白亜の教会が、見晴らし台としてもそうだけれど、そのものの存在感によってこの町をさらに魅力的なものにしている。
海辺の町の高台に真っ白な教会が建ってるなんて、こんな素敵なシチュエーションはなかなかないんじゃないだろうか。映画にでも使えそうな雰囲気の町だと思う。
ここでは本当は周辺にある遺跡(太陽のワカ・月のワカetc…)を見て廻るつもりだったけど、この海と町を見てしまったら、何だかそれらが全て、だんだんとどうでもいいもののように思えてきてしまった!?
特に海の水がすごくキレイなワケでもないし、砂浜も水の色と同じような鼠色の“どうということもない”砂質であるこの海辺の風景が、どういうわけか、2人の心にガシっと引っかかってくる何ともいえない魅力を持っていたのである。
一言でいえば、やはりこれは“親近感”というやつなのだろうか。
Mにとっては、生まれ故郷の銚子(千葉県)を思い出すような気持もあるようだし。
それでもここは確実に“外の国”であり、もちろんPeruらしい魅力もそこここに感じる事が出来るのです。特に、海鮮を使った地元料理はとっても美味しい。
そんなわけで、Huanchaco(ワンチャコ)は「ここなら少しの間住んでみてもいいかも」と思えてしまえるような、2人にとっては本当に魅力的で素敵な町でした。
それにしても今日のTitleは、ちょっと年代感を出しすぎたかな…。

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