10 September, 08

「Museo del Oro in CALI。」

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結局、昼前まで“ひと眠り”してしまった後、バス旅用に持ってきていた揚げ物類で簡単な朝・昼食を済ませ、ようやく太陽の光りが降り注ぐ“真夏の世界”へ。
それでもカルタヘナの様な湿気はなく、日陰に入ると涼しさを感じるような、比較的すごしやすい気候であるようだ。

寝ている間に喉が乾いてしまったようで、2人はまず、宿の近くで見つけたお馴染みの「Juan Valdez Café」へ。コーヒーシャーベットのような飲み物を注文し、喉と身体を潤してから歩いて旧市街の方へと向かった。
宿から町の中心ともいうべき旧市街までは、直線距離で1~1.5kmくらい。暑さや移動の疲れを考えると、まぁ丁度良いくらいかなという距離の散歩ルートである。
いつもは宿で町の地図をもらってから出掛けるのだが、今回の宿には常備品の地図はなかった為、とりあえずの目安だけを頭に入れて、何となくな感じで歩き出した。
道すがらには、「ディスコテカ」と書かれたサルサ・ダンスホール的なBARが目立つ。さすが“サルサのメッカ”とガイドブックに書かれる町である。
そして、旧市街に近づくにつれて、通りから感じる町の活気もどんどんと増してきた。MedellinともBogotaとも違う、南部の町らしい、“下町”的な雰囲気の活気だ。
そして、通りを行き交う人々の中に、黒人の血を感じさせる顔が増えてきた様な気もする。
サッカーのコロンビア代表には黒人選手がたくさんいるのに、これまでの町々ではそれほど多く見かけないなぁと思っていたのだが、やはり地域によって違っているのだろうか…。
まずはこの町の地図を手に入れるため、2人はTourist Officeへと向かった。
そして、ここでも例のごとくの手厚い歓迎というか、とても親切な待遇を受けて、様々な種類の周辺地図をもらう事が出来た。
それによれば、この町にもたくさんの美術館・博物館が存在するようなのだが、その中で最初に2人の目に留まったのがBogotaで見る事が出来なかった「Museo del Oro」の文字。
なんと、この町にも黄金博物館があるようなのだ。

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場所も近かったので早速向かうと、やはりここも入場料は無料。ただ、規模はかなり小さなもので、展示品の数も大きな展示室1部屋に収まってしまうくらいであった。
それでも、細かい細工のされた金製品の数々に驚かされ、また、同時に展示されていたユーモラスな表情の土偶にも、違った言意味で楽しませてもらうことができた。

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その後はとにかく旧市街を歩きまわり、夕方近くになって、やはり歩いて宿へと帰宅。
夜行移動の後のせいか、それとも急に気温が上昇したせいなのか、とにかく今日は2人ともいつも以上に疲れた気がする。
夜、サルサを見に行ってみようと思ってたけど、今日はちょっと無理かな、これは…。

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