14 September, 08

「Down to South ~PASTO~。」

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Popayanから更に6時間ほど南に下って、Pastoという山間の町に移動。
ここはエクアドルとの国境までバスで1時間半くらいの距離にあり、思い立てば今すぐにでもエクアドルに入れてしまうくらいの場所である。

PopayanからここPastoまでの移動はいつも通りのミニバス(コレクティーボ)であったが、この前(Cali~Popayan)ほどには運転は荒くなかった。しかし、山道のクネクネ具合は相変わらず凄まじく、昼食休憩を挟んだころには特にJはかなりの車酔い状態に(Mは寝ていたからそこまで酔わず)。
そこからは酔止め薬を服用したら、これがかなり効いたのか、今度はJにもすぐに眠気が襲ってきた。正直このルートの車窓からの眺めはかなり良く、“起きていたい”という気持ちも強かったのだけれど、どうあがいても瞼が下に落ちてきてしまう…。
それでも車の揺れで起きる度に外の景色に目を向けてみると、いつでも刻一刻とその表情を変える山々の美しい風景を眺める事が出来た。
遠くの方に見える山々の連なりと、豊富な自然が織りなす鮮やかな緑のグラデーション。
家畜が草をついばんでいる様子が大自然の中ではまるで“おもちゃ”のように小さく見え、しかし、それが本物であるということを思うと、何だか不思議に感じてしまう。
木々が彩る緑の色彩も北部と南部とでは違っていて、自分たちが着実に別のエリアへと移動してきているのだという事をハッキリと感じる事が出来る。
バスがPastoの町につく直前には、窓から入ってくる外の空気も一段と冷えてきていた。赤道に近付いているのに気温が下がってくるというのも、何だか不思議に思えることのひとつである。標高が高いせいだということは分かるけれど…。

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今日の宿は、清潔感のあるバックパッカー宿「Koala inn」に決定。
受付のおじさんも優しそうな人で、キッチンや冷蔵庫も併設のCaféのを使わせてもらう事が出来るらしい。部屋も広く、窓からの眺めもなかなか良い。
さて、明日エクアドルへと向かう事もできるのだが、窓のそとの景色をみていると、この町も少し見てみたくなってきた。近くには美しい湖もあるみたいだし…!??

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