13 September, 08

「Day & Night。」

ppyn00.jpg


朝から夜まで、とても長い1日でした。

まず、起きてすぐに近所のインターネットカフェに行って、最近のブログを一気に更新。
ここのところWiFiできる宿がなかったから、ちょっと溜まりぎみだったので。
その後旧市街の中でも地元民の活気で溢れる地域で安めの定食を食べ、その近くのビリヤードCaféとでもいうような店でコーヒーを注文。
コロンビアはビリアードが市民の娯楽としてポピュラーらしく、どこの町でもたくさんのビリヤード場を見かける。宿にも、台が設置されていることが珍しくないし。
Jも以前はよくビリヤードをやっていて、一時はキューを買ってしまうほどハマっていた事もあり、見てたら何だかみんなの中に混じって打ちたくなってきた。
でも、かなり混雑しているようだったから、「どのくらい待てば台が空きますか?」と店員さんに尋ねてみたところ、「今日はコパ(大会)だから無理だよ。」と断られてしまった。
なるほど、だからこんなに人が集まっていたのか…。
“週末だから”なだけではなかったらしい。残念だけど、まぁ、次の機会に。
コーヒー飲んだらすっかり落ち着いてしまって、歩きまわるのも少し億劫なくらい…。

ppyn01.jpg

たけど、町の東側に高台になった丘があるのを何となく見つけてしまい、ちょっとこの町を俯瞰してみたくなって、2人はそちらの方へと足を向ける事に。
El Morro Del Tulcanという名のその丘の上からは、登ってみるとやはり予想通り、白亜の町と周囲の山並みをキレイに一望することができた。
そして、その町の上に広がる青い空と雲が本当にキレイに見える。

ppyn02.jpg

こうして見ていると、空の色って国や町によって大分違っているなぁと思う。
昨日のバス移動中に窓から見えた空と雲はかなり薄いパステルカラーの様な色合いだったし、今日この丘からみるPopayanの空と雲は、それより少しハッキリとした色味を帯びている様に感じる。
海の町で見る空はまた違った色をしているし、同じ海の町でも、カリブと地中海ではまた違った空の色なのである。
マニサレスで行った山の上の空も違う“青色”だし、ジャングルの空も独特の色を持っている気がするし…。
空の色とその町の名前を一致させるような神経衰弱的ゲームでもあれば、しっかりとその違いが表れてきそう。空って、本当に見ていて飽きないですね。
丘から降りると一度宿へと戻り、夕方過ぎに昨日と同じ「ソーセージ屋」に夕食を食べに出かけた。ここのオーナーは若い気さくな感じのよい兄ちゃん。
昨日はその兄ちゃんの兄ちゃん(!?)がコロンビアの折り紙大会の優勝者なのだという話を聞かせてもらってたんだけど(コロンビアに折り紙の大会があることにも驚いた。凧揚げ大会も有名みたいだし…)、今日行ったら、今度は「その折り紙チャンプである兄が主催する音楽祭が、今日、町のコンサートホールで行われるんだ。」という話。
お兄ちゃん、なかなか芸術家肌なんでしょうか。
値段もそんなに高くないってことを聞いたので、これも何かの縁だろうと、さっそく2人もその音楽祭に行ってみた。

ppyn03.jpg

ホールは、オペラ劇場のように周囲がボックス席になった造りの、結構大きな建物であり、お客さんも次から次へと押し寄せるようにしてチケットを購入していく。
入口に至って、初めて「どんな内容の音楽が聴けるんですか?」と聞いてみたところ、
「インストゥルメンタルからPops、Rock、伝統的なコロンビアンMusicまで、色んなジャンルのバンドが次から次へと4時間以上に渡り演奏を繰り広げる」ということらしい。
う~ん、今だに何だかよく分からないけど、10000ペソ(≒\550)で4時間も楽しめるんだったら結構お得なのかも…なんて思いつつ、とにかく2人は劇場内へ。
8時半に幕が開いた音楽祭「El Bano」は本当に様々なジャンルのバンドが登場する“見応えたっぷり”の内容になっていて、上演時間4時間と言っていたコンサートは、結局夜中の2時近くになっても終わらず!?2人の宿の門限がAM2:00ということになっていた為、残念ながら最後までは見る事が出来ずに、結局途中で抜けることとなってしまった。
これだけ様々なバンドの演奏を聴かせてもらうと、コロンビアの音楽事情が少しだけ分かったような気もしてくる。民族楽器を使ったような音楽が、特に面白かったなぁ。

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。