17 September, 08

「Church,Church,Church。」

church00.jpg


インカ帝国時代の都として栄え、その町並みが世界文化遺産にも登録されているQUITO(キト)のCentro(旧市街)には、たくさんの魅力的な教会が点在している。

church01.jpg

朝、8時頃から町を歩き始めた2人は、そのほとんどを今日1日で廻ってしまった。
それにしても、中米からこちら、コロンビアに至るまで、教会建築の造り(特に内装)には一様に「淡泊」な印象を受けていた2人だったのだが…
ここQUITOには、非常に魅力的(ユニーク)な内装を持った教会がほんとうにたくさんあるのです。
まず、朝一番で訪れたのが、この巨大な教会「Basilica del Voto Nacional」。
地球の歩き方(08~09)には掲載すらされていないのだが、その巨大かつ繊細な外観といい、内部の造りやステンドグラスの見事さ・展望台からの素晴らしい眺めといい、QUITOに来たなら間違いなく「一見の価値あり」と言える場所である。
とくに展望台に登る階段の“スリル”とその先に待っている“絶景”は、それだけで半日楽しめてしまえるんじゃないかと思えるくらいに充実している。
登れる場所も、時計塔の上や他の尖塔のてっぺんなど、1ヵ所だけではないので、様々な角度からQUITOの街を見下ろすことが出来るのも楽しい。

church02.jpg

そして、内部にはお土産屋さんとCaféが設置されているのだが、このCaféが意外となかなか良いのです。
時計塔に登る途中にあるこのCaféの窓からは、頂上部にも負けないくらいの“絶景”が眺められるし、ここでその景色を前にゆっくりとCoffeeを飲むひと時は、本当に“至福”といえるものでした。コーヒー自体の味も、けっこう美味しいです。

church03.jpg

ただ、「高所恐怖症」な人であれば、最後まで登るのはちょっとキツイかも…。途中まで(“安全”な階段で行ける展望フロアーまで)でも十分楽しめると思うけどね。
頂上部へと登る階段は、こんな風に空に浮いているような状態だったり…!?

church04.jpg

さて、次に訪れたのは「La Compania de Jesus」という教会。
ここは、内部の装飾に7トンもの“金”が使われている何ともゴージャスな造りの教会であり、1605年に始められた建設工事には163年もの月日が費やされたという。
入場料は1人US$2(学生はUS$1)。残念ながら内部の撮影は“不可”との事だったので、ここでの写真掲載は出来ず。
しかし、ここもまた、QUITOに来たら必ず訪れたい場所の1つである。

church06.jpg

こちらの写真は、PLAZA GRANDEの2ブロック北に位置している「La Merced」という教会。キトにある教会の中では最も新しいものの1つであるが、内部の装飾やアートはかなり派手でデコラティブ。このあたりは好き嫌いが分かれるところでしょう。(2人にとってはゴテゴテしすぎてたかな。)
中よりは、古い町並みの中に現れる真っ白な外観の方が素敵なんじゃないでしょうか。

church05.jpg

その他、「Cathedral」も外すことのできない見所の1つであるし、Hotel SUCREの側、Plaza San Franciscoに面する「Monastery of San Francisco」も見事な建築物であるし…
本当に沢山の教会があっちこっちに建てられていて、それぞれに違った魅力を持っている。とはいえあまりに駆け足で回ったものだから、全てを見終わった頃には2人ともどれがどの教会だったか分からなくなってしまってたりして…。

コメント

元気そうでなによりです。中南米。ずいぶん長くない?・・と(Mこし氏と話しています。「きっと来年なんか帰ってきませんよ。アイツ」ってな事も話し合いました。)それはさておき、世界遺産だけあって、「荘厳で・厳粛で・歴史の重み」に圧倒されそうな感じだね。聖地には、パワーが潜んでいる。と実感します。PS:アジアは治安悪化。情報収集怠りなく。

リトルボーイさんへ。

久しぶりのコメント、嬉しいです(笑)。
中南米の滞在が長引いていることについては、
本人たちも「やばい…。」と相談中。
世界一周を何とか達成するため、
いろいろ奥の手というか、作戦を練っていたり!?
まぁ、これまでの旅には勿論満足していますが。
帰りの時期は…まぁ、まだ“未定”ですね。
治安の件、いつも色々情報ありがとうございます。
安全は常に第一に考えて、「無事故無違反」を続けていきたいと思っています。
Mこし氏にも宜しくお伝えください。
Hりさんにも!
他のみなさんにも!!
とにかく、2人元気でやっています。
帰国後の“アンコウ鍋”を目指して!??

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。