07 September, 08

「BOGOTA。」

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7時に宿のスタッフにTAXIを呼んでもらい、町の中心にあるBus Terminalへ。
朝、宿のトイレに行っている間にTAXIを呼んじゃってもらおうと思ってたんだけど、
「電話をすると1分で来ちゃうから、トイレ出てから電話してあげるよ。」だって…。

そんなオーバーな、1分て事は、いくらなんでも…なんて思っていたけれど、実際トイレから出て電話をしてもらうと、椅子に腰かける暇もないくらいすぐに玄関前でクラクションが鳴ったのだ!?
「な、だから言っただろう(笑)。」とそのスタッフに得意げな顔を向けられ、何ともビックリしてしまった。すごい情報伝達のスピードだなぁ。
Mountain HouseからTerminalまでは、来た時と同じで約5000ペソくらい。
そこでAM9:00発のバスのチケット(35000ペソ/1人)を2枚買って、時刻通りに首都Bogotaへと向けて出発した。
バスは普通の路線バスを「胴体半分に切りました」みたいなサイズ。
道は途中まで2日前に山ツアーで通ったのと同じルートで、山岳地帯なだけに道がクネクネと曲がりくねっている。上がっては下がり、右にハンドルをきっては左に戻す、というような運転が1時間以上続いてくると、Mexico CityからTaxcoへのバスに乗った時以来の激しい“車酔い”が2人の身体に襲ってきた。
そうかと思うと、後ろでは小さな子供が“クネクネ”の激しさに耐えられず、思いっきり口から“リバース”してしまっているではないですか!?
チーズの混じったような、スッパイ匂いが車内に充満してくる。
思わず“貰い○○”してしまいそうな状況に、たまらず持参していた日本製の酔い止め薬を服用することにした。
これがなんとか功を奏し、30分も経った頃には気分も大分楽になってきた。
それにしても、こいつは本当に凄い山道である。
これだけの山岳地帯だと、高速道路を通すのもやはり難しいのだろうか。トラックもバスも乗用車も同じようにこのクネクネ道を通るから、スピードの遅いトラックにぶつかると見通しが悪くてもバスや乗用車は前のノロノロ車を抜きにかかる。
これが急なアクセルやブレーキをかける原因の1つにもなり、カーブのハンドルさばきと相まって、とにかく酔いが激しく回ってくるのである。
車窓からの景色を楽しみにして、8時間の移動距離に夜行を使わず昼間移動したのだが、実際には外を見ているような余裕はほとんど無かったと言っても過言ではないです。
それでもとにかく、夕方5時過ぎに無事、Bogota(ボゴタ)のTerminalに到着。
ここからはまたTAXIに乗り換えて、事前に調べてあった宿“Hostal Sue”に移動である。
そして、このBogota Bus TerminalにおけるTAXIの乗り方が面白かった。
TAXI乗り場に行ってみると、外のTAXIへと向かう扉のところに係官の座るチェックポイントが用意されている。パスポートコントロールのような作りのその場所で、皆と同じように2人も行列の後ろに並んで、しばし順番待ちの状態に。
何をチェックしているのかもよく分からないまま自分たちの番がやってきてみると、どうやら係官はそれぞれの人々のTAXIでの行き先を訊いている様なのだ。
そして2人が手持ちのHostelの名刺を渡すと、フムフムと頷きながら一枚の印刷物をわたしてくれた。そして何と、これがTAXIに乗る為のチケットらしくて、これから2人が乗るTAXIの車体番号と目的地までの金額が既に刻印されているのだ!?
へぇ~、チケットでTAXIに乗るシステムなんだ、ここ。
でも、これは正直とても安心できる。変な道を通ったり、迷ったりして料金を上げられる不安もなくなるし、ボラれる心配はまず無いわけだ。
逆に考えると、このシステムじゃなきゃ「ぼったくり」料金が街中に横行してしまうってことなのだろうか…!??
まぁ、それはとにかく今は考える必要がなさそう。

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TAXIは順調に郊外のBus TerminalからCentroへと移動し、それと同時に辺りも大分暗くなり始めてきた。
夕方、日が暮れ始めた日曜の街角は、TAXIの窓から見ただけでも少し“暗い”雰囲気がある。実際、TAXIが街の中心に差し掛かったあたりで、運ちゃんが後部座席のロックを急いで閉めていたし…!?大都会なだけに、夜は十分注意が必要な街であるのだろう。
なので、今日は夕食も到着した宿(Hostal Sue)にて“出前ピザ”で済ませてしまった。
行動は明日の朝になってから。
この街は美術館や博物館がかなり充実しているようなので、2~3日の短い滞在予定の中でそれらを楽しんでみたいと思う。

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再び登場の「Foto Japon」。何か、日本を誤解されそうな感じが…。
立ってる“招き猫”初めて見たし…!?

コメント

メデジンにはいつ来ますか???

unoさんへ。

メデジンは既に通り過ぎてしまいました。
しかもかなり前に…。
でも、2人ともメデジンの町はかなり気に入って、風邪をひいたこともあり、結構長いさせてもらいました。いい町ですね、メデジン。
unoさんはメデジンに住んでるのですか?

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