01 August, 08

「Traveling without Moving。」

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今日も、バスの中でじっと座り続けながら、ひたすら南へと移動する旅路。
昨日の夜は、予定よりも少し早めの7時過ぎにエルサルバドルの首都“San Salvador”
に到着。バスターミナルから100mくらいのところにある適当な安宿に部屋(US$12/1室)をとって、ほとんどそこから出ることなく、翌朝AM11:00発のバスで2日目の旅へと出発することとなった。

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なので、エルサルについての感想は、特になし。
これだけ何も見ずに通り過ぎる国は、もしかしたら初めてかもしれないね。
そして、数時間後、やってきました待望の(?)“国境審査”。
今回は添乗員にパスポートを預けたりはせず、バスの中に審査官が入ってきて、1人ずつパスポートをチェックしていく方式だ。
昨日、ハンコ押してもらってないけど、本当に大丈夫なのかな…。
かなりドキドキしながらの緊迫した審査だったが、結果からいえば特に何もお咎めなし。
やっぱり、この4カ国内ではハンコは1つでいいみたいですね。
ただ、うちらの後ろの席でやたらと落ち着きのない動きをしていたカップルが「何だか分からないけど、どこかちょっと怪しい!」という風に思われてしまったらしく、全ての荷物をチェックされて、しまいには事務所に連れて行かれることに!?
最後には疑いが晴れたみたいで、女性の方は「何で私が疑われなきゃいけないのよ!」
的に怒りを爆発させていたけど、とにかくそのせいで全体にえらく時間が掛ってしまった。

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なので、その後の予定も全てが少しづつ遅れ気味に。
ホンジュラス国内を走りぬけて、ニカラグアとの国境地点に辿りついた時には、時刻はPM9:00を廻っていた。今日のManagua(ニカラグアの首都)到着予定はPM11:30だったのだけれど、これは更におそくなりそうだな…。
ここの国境では、今までと違って全員の荷物がチェックされるため、荷物を全部バスの腹部分から出して、それぞれが荷物を持って審査場へと並ぶことに。だけど、実際審査ではバックの口をあけることもせず、上から見ただけでOKが出てしまうのです。
これって、何の意味があるんだろう…。荷物出したり入れたり、やたらめんどくさいし。
全員の荷物とパスポートのチェックが終わり、バスの中へと戻ってみると、昼間も出た「King Quality弁当」の箱が席の上に置いてありました。
おっ、待ってました、ようやく夕食か…そう思って開いてみたら、中身はなんと、小さな袋のポテトチップスとクッキーだけ…。サンドイッチは?メシは、メシは何処!??
とはいえどうすることも出来ず、結局そのチップスで夕食を済ますことに。
さすがに中米、そこまで完璧な待遇とはいかないんだな、やっぱり…。
その後は映画も特に流されず、消灯された車内でひたすら眠り続けるのみ。
Managua(マナグア)到着間際に明りが灯って、2人がしぶしぶ目を覚ました時には、既に日をまたいでAM1:00近くになってしまっていた。
大量の荷物を持って、夜の街を歩くのは、あまりにも勇気のいる、というか、無謀な行為…
なので、結局TAXIを捕まえて、何とかこの時間に開けてくれる安宿へと連れて行ってもらうこととなった。宿はシャワー・トイレ・TV付で、US$25/1室。(ちょっと高め。)
それでも、ようやくここまで来た。あと1日、あと1日です。

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