19 August, 08

「暮れなずむ町。」

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カルタヘナは、思っていたよりずっと洗練された、大人の町という印象だ。

これまでの中米諸国で“旧市街”とよばれる地域は本当に古さというかボロさの漂う場所であることが多かったのだが、この町の旧市街(特にCENTRO地区)はヨーロッパのそれのように綺麗に整備されており、通りでは高級ブティックや家具屋・小物屋などがセンスの良い小奇麗なディスプレイを通行人たちに見せてくれている。
本当はこのCENTROの端の方にでも宿を取れれば楽しそうだけれど、やはりこういう地区のホテルはどこも料金が高めで、バックパッカーには手が出ない。

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結局、城壁に囲まれた旧市街の中でも少し庶民的な地区“GETSEMANI”にある安宿街にて部屋を確保し、そこから各見どころを巡ることとなった。
宿の名前は、「CASA VIENA」。インターネットも無料で使えるし、部屋も結構きれいです。
ただ、この暑いカルタヘナにあってクーラーが付かないというのは、来たばかりの今はちょっと寝苦しさを覚えるところ。(この辺りの安宿ではそれが当たり前だけど。)
天井ファンをつけっぱなしてると、今度は体だるいくなるしね…。
しかし、夕方外を歩いている時なんかはちょうど良い夕涼み気分で、夕日に映える美しい街並みや海を城壁の上から眺めるのなんかはとっても気持のよいものだ。
そんな海の向こう側には近代ビルの立ち並ぶリゾートエリア“BOCA GRANDE”地区が見えている。明日辺りは、向こうの方に足を伸ばしてみようかと思っています。
そういえば、今日の朝、宿の近くで朝飯代わりに「チーズ揚げパン」とでもいう様なものを購入した際、その店のTVでオリンピックサッカー「アルゼンチンVSブラジル」がやっていることに気づき、思わずその場で最後までTV観戦してしまいました。
Mがメッシファンであることもあり、2人の気持ちとしてはアルゼンチンを応援していたのだが、ここは“コロンビア”、下手なチームを応援してると、白い目でみられたりして…。
最初はそんなことを気にして少しビクビクしていたんだけど、見てたら他のコロンビア人も普通にブラジルのユニフォーム着てブラジル応援してる人もいれば、アルゼンチンの攻撃に声援を送っている人も!?
少し、気にしすぎだったかなぁ。コロンビアのチームが絡んでいれば別だけれど、そうじゃなければそれほどギスギスはしてないみたいです。
試合は、3-0でアルゼンチンの完勝。
あんな風に焦ってファウルで止めに行くブラジル、あんまり見たことないような…。

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コメント

チーズ揚げパンの名前は、ブニュエロといいます。とてもおいしいので、小生もいつも朝食に食べておりました(ジャガイモ入り揚げパンと一緒に)。なぜかこのブニュエロコロンビアを一歩出ると、まったく無くなってしまいます。

El Hogo Veneno

徳さんへ。

ブニュエロ、店によっても微妙に味が違っていて、2人も最近はまっています。
それと、ジャガイモ入りのもカレー味風味のヤツがかなりGOOD。コロンビア、なかなか美味しい国ですねぇ。

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