パナマからコロンビアまでの空の旅は、こちらのプロペラ飛行機にて。
思ったよりも、ずっと小さな機体に、何だか少し不安がよぎる…。

そんな2人の思いとは裏腹にプロペラ機の飛行は安定したもので、小さいから多少雲の中で揺れるものの、離陸から着陸まで一貫して順調なフライトでした。
ただ、こんな1時間ちょっとの近場へのフライトにも関わらず、今回の便は直行便ではなかったのだ。
途中、“Barranquilla（Colombia側）”というところで一度降りて、そこからまた同じ飛行機に乗り直しての“途中下車の旅”to Cartagena(カルタヘナ)。
そして、この途中下車のあと再搭乗したフライトは、20分も経たないうちに次の空港へと離陸したのです。なんだ、えらく近かったなぁ。

そう思って外に出てみると、周りに広がっていたのは何とさっき再搭乗した時と全く同じ風景…。これは一体、どういうことだ！？
近くにいた他の乗客に訊ねたところ、どうやらカルタヘナがかなりの雷雨にみまわれているらしく、空港が一時閉鎖してしまっているようなのである。
なので、われらがプロペラ機は、途中で一旦もとの空港に引き返してきたらしい。
そういえば、遠くにどんよりと黒づんだ大きな雷雲の塊が見えたような…。
結局、さっきと同じ空港の、さっきと同じ待合室にてさらに30分ほど待機することに。
なんだか、今日はどこにいってもやたらと“待機”させられる日なのである…。
そして、30分後、2人を乗せたAIRES AIRのプロペラ機は、今度こそ間違いなくカルタヘナへと向けて飛び立ったのです。そして、今回は無事に目的地に着陸。
何だかんだと色々あったけど、ついに南米・コロンビアに上陸だ～！！