15 August, 08

「Por Avion。」

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予定通り、朝の5時過ぎにPanama Cityのバスターミナルに到着した。
国内線エアポートに隣接されているこのターミナルは、今まで 通り過ぎてきたどこのものよりも巨大な建物で、到着ロビーが2階、出発ロビーが1階と分かれているところなんかはまるでエアポートそのものといった雰囲気。

内部には24時間営業のカフェやレストランがあり、夜明けを待つのにも全く困ることはない。人の出入りも激しくて、この時間でもすでに街は動き出しているんだということを妙に実感させられた。
仕事をやめ、旅を始めてから、既に1年以上が経過している。
そんな境遇の中で、こういう人々の通勤風景のようなものを目にするのは、何か非常に心の奥底がチクチクと痛痒いような思いでもある。
外が白みはじめたころ、ターミナルの外でTaxiを拾って、街の中心へと動き始めた。
Panama Cityは新市街と旧市街を両端にして見どころが縦に細長く広がっている。その中間あたりの、そしてあまり治安の悪くない場所を選んでHotel探しを始めたのだが、安くて少しキレイ目なホテルは結構埋まってしまっているらしい。
ちょうど週末だっていうこともやはり関係しているのだろうか。
最終的には、“かなり安いが結構キタナイ”ペンションに部屋をどうにか確保して、ようやくここからPanama City Lifeをスタートすることとなった。
それにしても、この“Pencion”。なにやら、少し怪しげな雰囲気がどこからともなく漂っている気がする。これって、もしかしたら、日本でいうところの“ブティックホテル”的な存在なんじゃないだろうか…!?
この宿の他でも、ペンションと書かれた宿はどうもそんな感じがしたような…。
どうなんだろう、実際のところ!?
とはいえ、とにかく落ち着くことはできたのだ。
到着時間が早かっただけに、初日からたっぷりと街歩きの為の時間もある。
そこでまずは、ここまで少しづつ増え続けていた荷物の一部を日本へと送るべく、“郵便局大作戦”を実行に移すことに。
荷物を整理し始めると、色々懐かしいものも出てくるね。見方によっては“要らないでしょ、こんなの…”ってものばかりかもしれないけど、2人にとっては旅の大切な思い出。
郵送費が多少高く掛かろうとも、捨てる気にはなれないのです。
そんな“ガラクタ”どもを肩に背負って、郵便局に行って量ってもらうと、約4kgくらいの重さになった。さてさて、その送料はいくらくらいでしょうか…
「これだと…、保険料込みでUS$10.5だわね。」
そうですか…、んっ、え!?そんな安いの!??日本までの国際便なのに!???
その後保険やら何やかやの手続きを全て済ませたが、間違いなく日本までの航空便(Avion)になっているみたい。安い!そして、なんか嬉しい!!
多分、何か重さの単位か値段の単位を間違えているんじゃないだろうか。でも、それはこちらのせいじゃないし、あとはとにかく無事に日本に届くのを祈るのみ。
保険もかけたので荷物を追いかける番号は持ってるから、何とかなっちゃうんじゃないかとは思うけど。ウフフ…。

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