09 July, 08

「Todos Santos Cuchumatan。」

todos01.jpg


朝、7時過ぎに宿のベッドを起きだした2人は、素早く着替えを済ませて市場の方へと歩き出した。
昨日は夜、雨の降る中、ヘトヘトになった心と身体でこの村に到着したため、村の雰囲気を掴むどころじゃなかった。

todos02.jpg

でも、今朝は雲も山の上の方へと移動していて、「桃源郷」の全体像が澄んだ空気の中にしっかりと姿を現していた。
バスでここまで移動している時には、「こんな山深い村に泊まるところなんてあるんだろうか…。」と不安になったくらいだったけど、こうしてみると、実際には結構ちゃんと「宿」も「食堂」も「商店」も並んでいる。
そして、いつもこういう田舎に来て驚かされるのが、インターネットと携帯電話の普及率の高さ!ここでもやはり「ネットカフェ」的なものは2~3軒あって、村人たちがパソコンの前に座っている。そして、上から下までウイピル(民族衣装)に身を包んで、家畜を引っ張って歩いているような村人たちが、ポケットから最新式の携帯電話を取り出して当たり前のように話始めるのだ。
実際、普通の電話だってどれくらい普及してるのかっていうような村で、携帯の電波がしっかり入っていることは本当に驚き。民族衣装+Mobil Phoneって、見様によってはなかなかシュールな絵です。
朝ごはんを教会の傍の食堂で食べた後、村の坂の上にある小さな遺跡から村全体を眺めてみたけど、規模としてはやっぱり「村」というべき小ささである。
そんな村に、ホテルが建つほどの観光客が訪れているのは(今回2人がいたときには2組くらいの西洋人グループしかみなかったけど)、やはりこの村の人々が着用している「ウイピル」の見事さによるものだろう。
これだけ全ての人々が同じ民族衣装に身を包んでいる様を見るのは、結構壮観なもんです。

todos03.jpg

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。