31 July, 08

「シフクノヒトトキ」

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無事に中米縦断バスチケットを手配し終えて、オフィスにてバスの出発時刻を待っているときのこと。
Jが少し離れた所にある“カンペロ”という中米版ケンタッキーでMの好きなチキンナゲットを購入して、Mの待つバスターミナルへと戻ってきた。

すると、オフィスの中では保温ポットに入ったインスタント風のコーヒーが用意されていて、JとMもとりあえずそれを1杯づついただくことに。
片手には、バス待ちの時の定番である“文庫本”が用意されている。
待合室の硬めなベンチに腰掛けながら、本を読みつつの簡単なランチタイム。
文庫本と、ファーストフードのナゲット&インスタントな味のコーヒー。
そんなモノ達に囲まれた状況の中、ふいにMの口から出たお言葉は…
「なんか、これってスゴく、至福の時間だよね。」
……。えっ、この状況で、“至福の時間”を感じちゃった!??
Jは正直少しビックリしたけど、まぁ、旅の中ではそういう感じも分からなくはない。
何が“至福”かなんて、モノの高級度で決まるものじゃないからね。
結局のところ、大切なのは“安心感”と“充足感”なのである。
それにしても、ここでかぁ…。

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