06 July, 08

「スローなブギにしてくれ。」

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2週間限定の「学生生活」もようやく終わり、今日からまた宿題のない自由な生活に。
さっそく朝早くに家を出て、まずはTaka Houseへと移動。そこで徳さん&教授(メキシコシティーのペンションアミーゴで出会ったおじさん。ここで再会した。因みに、教授というのはあくまで“あだ名”で、本当に教授なわけではありません。“オオツキ”という名前なだけで…。)と合流して、AM6:30に「サンティアギート火山見学」へと出発した。

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サンティアギートは現在も噴火している「活火山」で、その山自体に登ることはもちろんできない。なので、その近くにある別の山から「火口」を見学することが、今日の2人のハイキングのテーマ。
「展望台」と呼ばれる、サンタマリア山(これも火山だけど、今は活動休止中。)の中腹にある隠れスポットから火口の見学が出来るのだが、そこまでの道がなかなか複雑らしくて単独行動はちょっと難しそう。なので、今回は何度もそこを訪れているTakaHouseの住人:徳さんに「道案内」をお願いして、みんなで一緒に日帰り登山に出掛けたのです。
とはいえ、火口を見るには天気が良いことが「必須」条件。
朝5時過ぎに起きた時点で天気の確認をしてみたところ、Xelaの町上空には雲がどんよりとかかっていたけど、山の方を見上げるとあっちは結構天気が良さそうに思える。
雨季であるこの時期に火口を見るには相当の「運」が必要なのだが、ここはとにかく祈るしかないです。
登山口までの移動は、朝早すぎてバスがないので「ヒッチハイク」で車を調達。なかなか停まってくれる車がなかったのだけれど、最後にはとっても親切なおじさんたちが4人を荷台に乗せてくれました。数分車を走らせるだけでXela中心の町の風景があっという間に遠のいて、畑と山が広がる大自然の風景が現れてくる。

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早朝のひんやりとした空気が、体にとっても心地良いです。
舗装されていない道の状態がさらに一段と悪くなってきたあたりでヒッチの車を降ろしてもらい、そこからは歩いて登山口まで移動。とにかく周りに広がる田舎風景がホントにきれいで、何度も写真を撮りながらすこしづつ山へと近づいていった。
そんな幾度かの記念撮影のひとつで、教授が自分の写真写りに何だか不満げな発言を始めた。どうも、自分の顔があまり「健康そう」に見えないらしい。
そんな不満な気持ちを表現したお言葉が、これ。
「何か、俺の目って、どこか“スローなブギ”なんだよね…。」
…………。
なかなかキャッチするのが難しい表現で、どう返事をしていいか分からなかったです。

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