「In the Room。 written by M 」
セムクチャンペイについて、宿に到着したけど、部屋はほとんど「外」状態。
外階段で上る、屋根裏の“窓なし&壁なし(カーテンのみ)”バージョンでした。
しかたないし、今日はここで我慢するしかない…。
早速、ここの目的である、河棚のあるキレイな川で泳ぎたいって思い、
先に部屋で着替えて行くことになった。
Jは部屋から出てどこかにいってしまっていたので、
部屋(外!?)で一人で水着に着替えていると、
なんか視線を感じまして、ひょっと後ろを見てみると…
なんと隣のコテージの、窓のカーテンの隙間から人がこっちを見ている!
そして、それに気付いたこっちが「みんじゃねえよ!!」っていう目で睨んでも
ずっと見てる。見続けていて、明らかに目があう。
ここが日本と違うところ。“グアテマラ人は目をはなしません。”
頭に来て、大声で「ジュンさ~ん!!!!!」と叫ぶと、
ささっとカーテンを閉じて、ようやく隠れた。
すぐにJにその部屋を見に行ってもらったけど、
J「誰もいなかったよ。」との報告。
でも、明らかにいた。ぜ~ったい、いた!
着替えも済んで、ホテルのフロントの前でウロウロしていると、
“ベッドメーキングしてました”的なグアテマラ人が来た。
よく見ると、さっきのぞいていたヤツに、目の辺りが少し似てる!
絶対あいつだ!絶対あいつだ!
なにごともなかったように「Hola!」とあいさつしてくる(怒)。
J「あいつ、結構いいヤツだったけど。」
いや、絶対あいつだ!
絶対!
M「どうしたらいいと思う?」
J「見えないところで着替えるしかないか。」
正論。
終了。
宿の前の桟橋の風景。全般的には、とっても気持ちのいい宿なんだけど…。