28 June, 08

「餃子定食。」

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ようやく一週間の講義が終わり、今日と明日は週末で学校はお休み。
でも、この前の遠足と同じような「課外授業」として、今日はみんなで朝から手作り餃子をつくってきました。

皮から手作りで作る餃子は、JとMにとっても始めての体験。そういえば、数ヶ月前に日本で餃子騒ぎがあったけれど、あれって今、どうなったんだっけ…!?
…そんな事をちらりと頭の隅で考えながら、さっそく楽しい餃子作りをスタートしました。
まずは中身の具となる野菜や肉を刻みつつ、その横で別部隊が小麦粉と水から皮になる練物を捏ね始める。肉は挽肉が手に入らなかったから、塊からの作業となってしまった…。でも、そのせいで少し大きめに刻まれた豚肉が、逆に手作り感を強めてくれそうな気もする。とにかく、これはこれで美味しそうです。

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そして、問題の皮の方だけれど…「小麦粉にまぜる水を入れ過ぎると出来上がりがネチャネチャになってしまう。」という注意にビビリ過ぎて、どうも逆に水が少な過ぎたらしく、捏ねても捏ねても一向に固まりになってくれない。そこにみんなでちょっとづつ水を何度も足していって、どうにかようやく元となる「塊」が完成!今度はそれを小さく丸めて、1個づつ棒やビール瓶を使って円形の薄皮へと延ばしていく作業に。
これもなかなかの力仕事で、「こんなに皮って伸びないもんだったの!?」という感じ。これも、やっぱり水が少なめなせいだろうか!?
でも、水と小麦粉だけでこうして皮が作れてしまうことさえ、今までちゃんとは知らなかった。いつも、出来上がりの皮しか見てこなかったってことだね。全く、横着が身に染みてしまってる。日本にいると、何でも買うことができちゃうからなぁ。

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そんな悪戦苦闘の最中、スペイン語講座の先生たちも続々とダイニングに集まってきた。そして、先生たちにも皮作りと具を詰める作業を手伝ってもらいながら、形になった100個以上の餃子(生)たちが次から次へと台所の方へ。いよいよ、最後の「調理」です。
少ないフライパンと鍋を駆使して、日本人学生側の精鋭が大量の餃子を「焼き餃子」と「水餃子」へと変身させていく。特に「焼き」の方は、日本のみたいに良いフライパンじゃないから最初は苦戦していたけれど、最後の方に出来たものは、売り物になるくらい「きちんとした」焼き加減の餃子になってた。うん、素晴らしい!
そんな風にして出来た、久々に食べる「日本風 餃子」ランチ。そのお味の方については…
後日、「世界を喰らう!」で紹介できると思いますので。

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