25 June, 08

「課外授業。」

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今日はグァテマラでは「Dia de la Maestora(教師の日)」というものらしく、全ての講座がお休みとなった。
そのかわり、タカハウス名物の「課外授業」と称した、生徒と宿泊客のための「遠足」が開催され、もちろん2人もそれに参加してきました。

行き先は…San Juan ~ San Pedro ~ Panahachel …という、海外からの旅行者(バックパッカー)に人気のエリア。天気は少し曇りがちだったけど、朝7:00 に学校に集合して、早めの出発で移動開始。
引率は、宿と学校の主であるタカさんなんだけれど、最初のバスに乗った時点から、みんなと同じように眠り込んでしまって…もう少しのところで、乗り換えの為に降りる場所を寝過ごしてしまいそうに!?
それでも一応無事に乗換えをすることができ、さらに30分くらいミニバスに乗って移動した一行は、最初の村「San Juan la Laguna(サンファン・ラ・ラグーナ)」に到着した。

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ここは、アティトラン湖という湖に面した数ある村の内の1つで、観光開発されていない、素朴な雰囲気が魅力。今日はこの村でFiesta(お祭り)が開催されているという情報を聞き付けてまず最初に立ち寄ったのだが、来てみると、一応何かやっているような感じはあるものの「素朴すぎるくらい素朴」な盛り上がり方。祭りの熱気を期待した一行にとっては、ちょっと空振りだったかなという空気が…。
でも、この村にはタカさんのお友達の日本人が住んでいて、その家に立寄る事も目的の1つになっていたから、気持ちを切り替えてそちらのほうへ。サユリさんというその日本人女性は、日本でプログラマーの様な仕事をしながらお金を貯めつつ、遠くグァテマラのこの地にほとんど全て自分だけでの手作業で家を建築している最中(タカさん談)。私たちが行った時にも電動ドリル片手に作業中で、それでも大人数で押し掛けた私たちを暖かく迎え入れてくれました。家は、土壁と茅葺で仕上げた、ナチュラルな雰囲気がとってもカワイイ造り。周りの緑豊かな大自然とも、本当に「しっくり」きている。
自分の手作業については「地元の職人は当てにならないから」みたいな話もしていたけれど、純粋に物づくりが好きなんだろうなと思った。
それにしても、ここに来るまでのバスの中からも感じていたけど、山と湖の作り出す風景が本当に素晴らしい。タカさんからも言われたけれど、日本の田舎にも通じる自然と村の織り成す風景が、どこか親近感を感じさせてくれるんだと思う。ここに家を作りたくなる気持ちもなんとなく分かるかなって気がする。

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