11 June, 08

「国境の向う側へ。」

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昨夜CANCUNを出発した夜行バスが国境の町「Chetumal(チェトゥマル)」に到着したのは、早朝のAM4:30。チケットを買った時には7時着だと聞いていたから、最初バスが停まった時にはトイレ休憩と間違えてしまった。

それにしても、眠い。
ここにくれば、国境の越え方についてはすぐ分かるだろうと思ってほとんど何も調べてきていなかったのだが、こんな早朝に、いったいどこで誰に聞けばよいのだろう…。
ボ~っとする頭で何とはなしにそんな事を考えていると、そばに立っていた黒人の男が
「どこに行くんだ?グァテマラか?ベリーズか?」
っていうような事を、向うから、しかもスペイン語じゃなく、英語で訊いてきた。
「ベリーズだ。」そう応えると、その答えを待っていたかのように大きく首を縦にふり、
「それなら、5分後にバスが出発するから、そこで待ってろ。」だって。
えっ、5分後!??…まさかそんなに急展開で話が進んでいくとは思ってなかったから、何だか2人であっけにとられながらも、ターミナルのチケット売場で一応確認してみると、やはり出発は5分後であるらしい。
そうとなれば、折角のチャンスに乗り遅れるわけにはいかない!!
とにかく急いで手持ちの荷物を整え直し、おっさんの誘導で小型バンの前まで連れて行ってもらうと、ドタバタとそのミニバスに乗り込んで「Belize(ベリーズ)」に向けて出発した。

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