19 June, 08

「Japanese Songs。」

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Belize CityからFloresまでは、メキシコ国境と同じようなミニバスでの移動となった。

バス内は思ったよりも空いていて、小さな車体の割にはリラックスした体勢になることができ、途中にはうたた寝なんかもしながら気楽に移動することができた。
乗り合わせたグァテマラ人もいい人たちばかり。特に「ホルヘ」という同年代(29歳)のナイスガイが2人のいい話相手になってくれたりもして、4時間の移動はまさに「あっという間」という感じ。
1週間ぶりにスペイン語の国へと戻ってきたわけだが、久しぶりにその言葉を聞くと、懐かしさというか、何というか「心地良さ」みたいなものがある。
バスの中で飛び交うそんな言葉たちを聴きながら、これから繰り広げられるグァテマラでの日々を色々と思い描いていた。
こんなバスでの移動の時には、いつも2人は手にした「i-Pod」で音楽を聴きながら時を過ごすのだけれど、旅を続けているうち、最近は2人とも、普段日本にいるときにはあまり聴くことがなかったような「日本の歌」ばかりを聴くようになってきた。
i-Pod内の容量的には、洋楽やJazz、Classicの方が、全然色々な種類があるのに…。
何でだろう…多分、日本の歌だと歌詞が頭の中にきちんと理解できるかたちで入ってくるから、本を読むのと同じ感覚でそれ(詩)を聴いているんだと思う。
例えば、「井上 陽水」。歌詞の難解さというか、何を言いたいのかわからない様な言葉の裏側に潜む「意味」が気になってしまって、何度も聴いてしまうアーティストの1人です。ある意味、旅にうってつけの人。旅立つ前はそんな事思わなかったけど!?
その他でも、何度も飽きずに聴くことができるのは、やはり「歌詞」に癖のある人たちかも。そして、すこし「古め」な歌や詩の中に魅力を感じているようでもある…んっ、これって、ただ2人が歳とってきたってだけの話か!??
因みに、Belize~Guatemara国境越えは、特に何の問題もなく、あっという間に通過することができました。荷物チェックも全く無し。おおらかですね。

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