17 April, 08

「vsバラガン。」

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Luis Baraganの建築を見に行こうとすると、何故かいつも走ることになってしまう。

今日は1時に「Casa Luis Barragan(世界遺産)」見学を予約していたので、朝からゆっくり余裕を持って宿を出て、まず午前中の内にチャプルテペック城へと向かった。ここは1785年にスペイン統治者の居城として創建された建物で、現在では国立歴史博物館として一般公開されている。ここからバラガン邸までは地図で見ても「目と鼻の先」な距離だから、気持ち的にもかなり余裕のある状態で城の内部見学を楽しんで、12時15分頃に移動を開始したのだけれど…。この地図での目測が大誤算で、歩いてみると城からかなり回り込んだ形でバラガン邸までの道が続いており、歩けど歩けど目的地点が近づいてこない!?
結局今日もGuadalajuaraの時と同じように(もしくは昨日と同じように)、最後には全力ダッシュで向かうことになってしまった。何でいつもこうなるんだろう…。
それでも何とか予約時間の10分遅れくらいで現地に到着することができ、無事に見学することができた。内部はこれまで見たバラガン建築の中では最高に素晴らしく、隅々まで全てが興味深い1時間だった。空間の使い方も面白いけれど、特に2人が感心したのが「趣味のよい」インテリア創り。小物の1つ1つにまでこだわりを持って配置していることが、ちょっと見ただけでも十二分に伝わってくる。規定により内部の写真を撮れないことが本当に残念で、最後は見学時間をオーバーしてまでもう一度中を見せてもらったくらいに、2人共に気に入ってしまいました。
夕方には、昨日挑戦して辿り着けなかったバラガンの修道院へ再チャレンジ。今度は下調べの甲斐あって、一発でその場所に無事到着。最後の最後に、ようやく「vs バラガン」に勝利しました!?内部空間は、ここもかなり感動的。光の「取り入れ方」や「色使い」が非常に効果的で、それが特別で神聖な場所を創り上げている。CITYの中心からはちょっと行きづらいトコロにあるんだけど、建築に興味のある人には、ここも是非訪れてもらいたいです。(ちなみに、ここもやはり撮影禁止。修道女がマンツーマンでついて来るので隠し撮りのスキも無いです…。)

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