「ショート・トリップ」
1泊2日でMexico City近郊のTaxco(タスコ)へとショート・トリップ。
昨日BEDでのたうちまわっていたのが一晩明けたら旅に戻ってるんだから、まったく、元気なんだか病弱なんだか…。それでもあまり無理はせずに、ゆっくり、慎重に事を進めることにはしましたが。
Taxcoまでは、Cityの南バスターミナルから約3時間くらいの道のり。いつもの様にバスの中で流れるスペイン語吹替え版ハリウッド映画をぼんやり観ながらうたた寝していると、あっという間に目的地に到着してまう。
ここは「シルバーラッシュ」時代にスペイン人によって造られた、コロニアル調の古い町並みが美しい高原の町。銀鉱脈が枯れた後は一時衰退してさびれたが、今ではその美しく静かな町のたたずまいが外国人に注目され、Mexico City近郊の観光スポットとして再発展している。
そして、この町はその「銀製品ショップ」の多さでも有名で、毎週土曜日には青空シルバーマーケットが町中に軒を連ねるのだ。今日、病み上がりにも関わらず2人が苦手の朝早起きをしてここまでやって来たのは、実はこの土曜限定マーケットを散策するためでもあるのです。
到着したターミナルでバスを降りると、Cityとは違う田舎町の熱気にまず圧倒されてしまう。そして、気温自体もCityと比べるとかなり暑い!高度も1783mと500m程降りてきてはいるのだけれど、これ程太陽の日差しが違うものか…。今日の2人にはちょっと厳しい日差しだったけれど、ごちゃごちゃと入り組んだ、でも統一感があって美しい町全体の雰囲気に魅了されて、あてもなくウロウロと店から店へと歩きまわってきました。
宿のテラスから。ライトアップされた夕暮れ時も美しい。