12 December, 10

「列車待ち。」

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予定ではPM6:15発ということになっていたAgra(アグラー)行きの列車が、いつまでたっても指定のホームに滑り込んで来ない…。

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…というか、1時間以上前に入ってきた“前の列車”が、まだそこに居座ったままなのである。予定出発時刻まで、あと20分くらいなんだけどなぁ。

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しびれを切らして、というよりも“不安にかられて”再度、駅舎の中にある電光掲示板を確認しに走る。列車Noは、「4863」だから…。

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すると、先ほどまで「プラットホームNo.8」と掲示されていたところが、いつの間にやら「No.09」に変更されていたのである。No.09っていうと…隣りの車線か!?

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確かに、No.09のホームには先刻から列車が停まっており、出発準備を整えていたのである。もしかしたら、あれが自分たちの列車なのかもしれない…。

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ホームに残っていたMの所に走って戻り、No.09の列車を確認する。…やっぱりそうだ。列車No.4863。あぶない、もう少しで「遅いなぁ。やっぱインドだなぁ。」なんて言いながら、自分たちの列車を見送るところだった。急いでSleeper Class(2等寝台)の3号車に飛び乗り、とりあえず2人して胸をなで下ろす。

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席には既に指定以上の人数の乗客がひしめき合っていたが、自分たちが持つ「指定席券」を見せ、速やかに立ち退いてもらい席(ベッド)を確保する。インド人だけじゃなく、西洋人にしても「1枚のチケットで2人乗ってる」ような輩が、どうやら存在しているらしい。

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PM6:20、それ程の遅れもなく列車はVaranasi 駅を出発した。以外と遅れません、インドの列車は。予定通りなら、約12時間後の明日の朝6時頃に、2人はAgraに到着するはずである。今回のコンパートメントにはインド人の3人家族と2人の西洋人(言葉理解できず、何人か不明。旧ロシア方面か…。2人ともドレッドだった。)が同席。みな以外と“早寝主義”で、PM7:00過ぎにはベッドを組んで、その上にゴロっと横になった。バックパックを枕にして、荷物を守りつつ眠りにつく。少し寒いから、寝袋を出した方がいいかな…。

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