「PM at Ganges。」
午後、再びガンジス河の河原(ガート)で過ごした。
向かう途中、牛の糞を干している壁面に遭遇した。ここでもやはりNepalと同様、糞を燃料として使用しているのだろうか。自分のウンコが干されてる“ウシ君”と共に。
少し高台になった広場から、眼下に広がる“ガンガー”のゆったりとした流れを見下ろす。
すぐ後ろでは少年たちが、クリケットをして遊んでいる。
インドではどこの町にいっても、空き地での遊び一番人気はクリケットであるようだ。サッカーしてるのは、たまにしか見ない。
広場から直接下には降りれず、再び路地を迷いながらガートに出る。
ガンガーの畔。ガートを行き交う地元の人々の“生活”を眺めて過ごす、穏やかな午後。
なんか、思っていたよりずっと親しみやすい河だった、“ガンガー”ってやつは。物売りや子供たちもそんなにしつこくないし、人の少ないガートの片隅に座っていると、とても静かで自由な時間を得る事が出来る。こんな濁水を見て心が安らいでしまうのは、日本の汚れた川を見て育ったからなのか。でも、実際のところ、ガンガーの水は言われていた程“汚く”は見えない。ロンドンのテムズ河や、パリのセーヌ河、日本の多摩川なんかの方が、ここよりずっと汚れてるんじゃないかな。