06 December, 10

「Ceremony。」

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メインガートである“ダシャーシュワメード”にて、毎夜行われているというプージャー(礼拝)を観る。

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日没直後。辺りは徐々に騒然としはじめ、多くのインド人及び外国人観光客が陸から、水上からと集まってくる。

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その人だかりの周囲を、花売りの子供たちがあっちへこっちへと歩き回っているのが見える。2人も花入りの小さな燭台を1つだけ買い、願いを込めながらガンガーの水際に流した。

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最初はなかなか際を離れなかったロウソクの火が、少しづつ河の中央へ向かって動き出す。大河ガンジスのサイズに対してあまりにも小さいその火の“はかなさ”に、なにか胸がキュッと締め付けられるような思いにかられた。

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PM6:00。どうやら、礼拝の儀式の準備が整ってきたみたいだ。話では、だいたいPM6:30頃のスタートだって聞いてたんだけど…。

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早めの“始まり”。イケメン揃いの若い礼拝僧たちが、燭台の火を掲げながらガンジスの流れに向かって祈りを捧げ始める。音楽が鳴り響き、思っていたよりもずっと華やかな印象の“儀式”である。鈴の音の響きが心地よい。

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途中、礼拝僧たちがホラ貝を吹く場面。この貝、寺院の門前町なんかでよく売られているのを目にしていたけど、こういう使い方があったんだなぁ。

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本当に“間近”で観ていたから、煙が目に沁みてとても痛かった。

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儀式が進むほどに音楽も盛り上がっていき、たちこめた煙と人々の熱気で会場は不思議な高揚感に包まれる。

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…そんな“空気”は人間だけのものなのかな、やっぱり。眠っている犬たちにとっては“迷惑な騒音”でしかないのか…。

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しかし、なぜ礼拝僧たちはあんなにも“イケメン”揃いだったのか…。選考基準に「顔の良し悪し」も関係しているハズである。あんなインド人、町ではそうそう見かけないけど。Mはムフフと、とても満足げな様子であった。

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