「ギコンバ。」
有名なギコンバ・マーケットへ、“掘り出し物古着”を探しに行ってきました。でも、Nairobiのマーケットなんかにカメラを持っていくのはちょっと怖くて、だから今回、マーケットの写真は1枚もなし。…行ってみたらそこまで緊迫した雰囲気でもなかったけど…。
ここはアフリカで2番目に大きな青空マーケットであるらしく、さすがにその店舗数と商品の多さは半端じゃない。新品やら古着やら、また雑貨から食品まで本当に多種多様な品揃えで、歩いているだけでも見る者を十分に楽しませてくれる。そんな中でも、2人の目当てはやはりもっぱら靴と洋服関係。良い品が見つかればそのまま旅で着るか、じゃなきゃ小包で日本に送ってしまおうか、と。
…そんなことを考えながら2人してブラブラ通りを流していると、早速ビルケンのサンダルが山のように積まれた露店を発見したのです。山を崩しながら探してみると、けっこう状態のイイものも見つかる。…ただ、残念なことにサイズが合うものってのが、なかなか見当たらないのである。なので、結局ここはあきらめて、さっさと次へ移動することに。このマーケットには2人のような日本からの旅人がよく「発掘作業」にやって来るようで、店側のケニア人たちも「金持ってる日本人に割高価格で商品を買わせよう」という商売根性を燃やすらしく、色んな切り口で声を掛けてきては、自分の店に引っ張っていこうとする。そんな勧誘を軽くあしらいながら、目だけを大量に並んだ商品群の方へ向けていると、まぁたまに「これは…。」と思うようなものが見つかったりなんかするのです。結局この日、2人がギコンバで購入した品は、
① Invictaの小さめなウェストバッグ(J&M用)⇒ 350 Ksh
② 革製の小さなBAG(M用)。⇒ 250Ksh
③ アバクロの迷彩柄カーゴショーツ(J用)⇒ 1000Ksh
の、計3点。アバクロなんて今まで買った事も無かったようなものが、こういうゴミの山のようなマーケットの中にポツンとあると、「ちょっとイイかも…。」なんて思えてくるから、人の感覚なんて適当なものです(笑)。今日はこっちがちょっと気に行ったような素振りを見せちゃったから、価格的には少し足元を見られたかも!?
そういえば、旅に出るよりもっと前(だから…4~5年前か!?)に、雑誌でスタイリストの祐真さんがアバクロのカーゴパンツを紹介してた記憶があるなぁ。ガリアーノのジャケットかなんかと合わせていたような。…う~ん、それにしても、服とか2人共わりと好きなんだけど、これだけ日本を離れてファッションと無縁の国々を旅していると、出てくる知識が全て数年前の古いものばっかりに…(笑)。でも、旅にはこのパンツ、使いやすそうです。ボタン付ポケットが多いのも貴重品を持つのに都合がいいし、迷彩だから汚れが気にならないってのもまた、良いし。
BAGも2つとも役に立ちそう。…なので、郵送するのはやめました。