明日、この町を離れる事になる。…そう思うと何だか寂しくて、「バスのチケット、変更しちゃおっか…。」なんて気分にもなったりして（笑）。

最終日の今日は、やはりいつも通りのLamu（ラム）らしい快晴で、少し歩くだけで汗ばむくらいの陽射しの中、旧市街の裏手側のまだ歩いた事がなかったような場所に足を向けて、地元の人々の生活風景を覗いてきました。

ラムの町の表側のメインストリート周辺は道路も舗装され、比較的清潔感のある雰囲気が漂っているのだけれど、一歩裏側の奥深くに入り込むと、路地は全て砂地の未舗装で、その上にゴツゴツとした大きな石が転がってる感じ。そんな荒削りな路地のあちこちを、裸足の子供たちが元気一杯に走りまわっている。もちろん、ロバやネコたちもいます。みんな人懐っこく挨拶を投げかけてくれて、写真を撮ったら無邪気な笑顔で喜んでくれます。
…そんな住宅街の真ん中にラムの見所の一つとなっている「ピラートーム」と呼ばれる墓柱がたっているというので、ついでに見に行ってみたのですが…。
何というか、「これかぁ…。」と一瞬、2人して無言になってしまうような代物でした（笑）。ゴミ捨て場みたいな広場に立ってて、保護されてる感じも全くしないし。写真を見て「こういうものだ」と分かっていないと、見つからないと思う、こんなの。