09 May, 10

「See you again…。」

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朝、いつも通り8時前に目を覚ました2人は急いで出発の為の荷造りを終え、その荷物はその場に置き去りにして忙しく外へと出掛けて行った…。

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今日は日曜日だから、キリスト教徒のジンバブエ人にとっては教会に出かける日でもあるのです。2人もそれに興味を持ち、一緒に同行させてもらうことに。

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いってみるとやはりそれはキリスト教の教えを説く会なのであり、パッと出で出席したからといって面白いものでもありませんでした。黒人さんたちの教会特有の歌と踊りはまぁ、なかなか良かったけど。

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結局途中で退席して、朝めしを食べに家へと戻る2人。宗教よりも、毎日のメシの方が2人にとっては信仰の対象なのかもしれない(笑)。

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これが、このあたりの一般的な造りの住宅っぽい。

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帰る途中でガリカイの娘さん(今は結婚して近所の別の家に住んでる)に会いました。彼女とも今日までに度々顔を合わせていたけど、これが最後。「またすぐに来てね。」って…いったいいつこられるか…。

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実際、みんな一様に2人に訊いてくるのが、「次はいつくるのか」という質問なのです。数日間ではあれ共に過ごした“友”に対しての親愛をこめた言葉でもあるだろうけど、それと同時に彼らにとっては、2人のような日本人(もしくは外国人)がいることによって得られる収入がとても大事なのだろうと思う。

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ムビラ製作に支払った代金も勿論だけど、毎日の食費もこの一週間は2人が夕食代を出していたわけだから。何かの折々に、日々の生活費にも苦労をしている気配が確かに感じられたのは事実。12人の若者が働き口もままならずに同居してれば、そりゃ生活は楽じゃないだろう。こんかい家主のガリカイがアメリカに行っていて家を空けていたことも、何かその苦しさに影響していたのかもしれないけど。

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とにかく、そういうジンバブエの人々の生活の1場面を垣間見る事が出来たのは、2人にとってかけがえのない経験になったと思う。旅の途中の今の2人には彼らにしてあげられる事は多くなかったけど、これからも何かの形で彼らとのかかわりを持ち続けて行ければいいなって、そんなことも考えたりします。

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最後はこの死ぬほどオンボロの車に乗せてもらって、Makoniのバスターミナルへと送ってもらいました。最後までみんな、とくにItai(イタイ)とTinashe(ティナシェ)、色々とどうもありがとう。「TATENDA!!」(ショナ語で“ありがとう”の意。)

コメント

こんにちは!ボツワナのオカバンゴデルタのキャンプ場?でお会いした成田です!
覚えてくださっているでしょうか?

あの時は、お二人が戻ってこられる前に、我々は出発してしまったので、再度お会いする事ができなかったですね。。。

ケープタウンにいるときに、何か情報が欲しくて、ネットサーフィンしていたら、こちらのHPを見つけ、「あ、あの時の夫婦さんだ!!」と驚きました。

もっと驚いたことは、私がアフリカ旅行に出る前に、海外旅行の参考HPとして、こちらのサイトをすでに熟読してたいた!ってことです。
まさか読んでたサイトの作成者に会っていたなんて、あの薄暗いデルタでは気づけるはずがなく(^_^;)

お二人の写真とても素敵ですね!自分とは違うルートなので、これからももっともっと違うアフリカを見れるのを楽しみにしています!

ナリタさんへ。

コメントの返信、大変遅くなりました!!
はいはい、しっかり覚えていますよ(笑)。

あのときは私たちも「まさかこんな場所で日本人の方に!?」って感じで、かなり印象深いです。

そして…まさか、このブログをすでに知ってくれていた人だったなんて(笑)。何だか、とても嬉しい。何ていうか、ありがとうございます!

あの後いろいろとアフリカ経験を積みながら北上し、今はマダガスカル島の首都アンタナナリボに来ています。これから3週間程は、マダガスカルに滞在予定。写真もたくさんアップ出来るように頑張りますので、たまにチェックしてみてください。

またどこかで会える日を楽しみにしていますよ(笑)。

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