AM8:00にキャンプをあとにすると、その脚でまず向かったのが「Moon Landscape」と呼ばれる風景の広がる国立公園。

これは、キャンプでの朝食風景。車のドアに隠れてスープを啜るM。

街を1歩出てしまうと、すぐに砂漠の大地が広がる。そして、30分ほど行くと最初の写真のような「入口」に到着するのである。そして…

その先に広がるのが、この、月とも火星とも思えるような“不毛な世界”。

高台の上からその向こうの風景を眺めていると、何かの映画の中にでも入り込んだ気分になる。

この国立公園に入るには、事前に「N.W.R」と呼ばれる公園管理機関の事務所にてPermission（許可）を貰う必要があります。1人80ナミビアドル（≒1000円）だったかな。

…でも、実際にその場を訪れてみると、入口にも公園内にも、それを確認するような場所や人は全く見かけないのでした。許可がいる事を知らなければ、それがなくても入れてしまうし、見れてしまうんじゃないかなぁ…！？

月の風景の中を歩く。砂地の斜面は、非常に滑りやすいです。
なんだろう、この感じ。2人の他には見える範囲に誰ひとりいない。ただ、荒野だけ。

他の国にも「Moon Valley」と呼ばれるような土地は色々あるようだけど、2人にとってはここが初めてだし、一見の価値ありな風景だと思いましたよ。