Old Bridgeに朝日が昇り始めたころ、2人は今日の移動を開始…。

受付でAM7:00にと頼んでおいたTaxi（料金40プーラ）に乗込み、Maunの町のバス乗り場へ。そこから大型バス（料金1人54プーラ）に乗り込み、まずはここから東へ300km程行ったところにあるNata（ナタ）という町を目指す。

そこで一度バスを降りると、今度は北へ向かうバスを掴まえる事になるのだが、いつものごとく、これがなかなかやってくる気配がない。バス停傍の売店で買ったPapa&Srewなんかを昼食にしつつ、根気よくその場で待ち続ける。

そうしている間に1時間が経ち、さらにもう1時間が経ち…。「もしかしたら、今日はもうバスないのかなぁ…。いよいよヒッチハイクしかないか…。」なんて考えが浮かんできた。周囲の地元民に訊いても、バスは「来るかもしれないし、来ないかもしれない。」という、なんともあいまいな返事しか返って来ない。

時刻も夕方に差しかかり、これはもう“ヒッチorこの町に宿泊”しかないと、そこらを行き交う車の運転手に片っ端から声を掛け始めていたところ、Jの視界の端っこに1台の大型バスが飛び込んできた。行き先表示を見ると、「Kasane（カサネ）」という、2人の今日の目的地の名前が（笑）。助かった…。

時刻は4時過ぎ。ここからさらに300kmを3時間かけて移動し、Zambia（ザンビア）とZimbabwe（ジンバブエ）、さらにはNamibiaとも国境を接する珍しい場所Kazungulaへとやってきたのである。目的のKasaneは、ここから10kmの場所。（バス料金“Nata to Kasane”1人54プーラ）
Kasane（カサネ）は、その周囲に広がるChobe National Parkへの起点となる町である。つまり…明日からはまた、Safari、サファリです（笑）。