「Pony。」
3泊4日のMalealea(Lesotho)滞在で、2人にとって唯一のアクティビティーとなる“Pony”。
2人は4時間のコースに申し込み、目的地となる“滝”をめざして牧歌的な風景の中を、思ったよりも大きなポニーの背中にまたがって、ゆっくり静かに歩き始めた。
基本的に、乗り方とかは全然教えてくれないです。初めての乗馬なのに、またがる時ですら“助け”は特になし。しかも道は相変わらずのガタガタ具合で、坂道にさしかかったりなんかすると、身体がちょっと強張っちゃいますね(笑)。
この滝にたどり着くまでの道のりはちょっと想像できなかったくらいに起伏の激しい地形でして、岩場なんかをポニーが歩くときは「滑んない?大丈夫なの??」と、相当不安になったりもします。
実際、何度かポニーもコケてて、そのたびに身体が浮き上がる感じ。少し“コケ”が大きくなったら、落ちる人がいても不思議じゃない感じ。全体的にはのんびりしたRelax体験なのですが、同時にスリルも味わえる…なかなか楽しいツアーですよ。
だれが手綱を引いてくれるわけでもなく、とにかく自分の手で馬を操っている感覚が、ちょっと「やるじゃん、おれ(わたし)。」的な充実感を与えてくれます(笑)。
周囲の風景も、息をのむ程に美しいです。緑が本当に豊かで、その色のやわらかさが気持ちをRelaxしてくれるのかもしれない。アフリカのイメージになかった雰囲気で、この“癒し体験”は来る前に思っていた以上の充実したものでした。