「Where the Wild Things Are。」
St Helens Pointの手前にある、Peron Duneという砂丘へ。
母と妹に言われて気付いたけど、確かにここは、映画「かいじゅうたちのいるところ」に出て来る砂丘の風景に似たような雰囲気がある。
視界の向こう側に広がる海と、空。全てが合わさって、この特別な雰囲気を作り出しているのだろう。砂丘を海の方へ歩いてみると、目で見るよりも以外に距離がある事に気づく。
たどりついたビーチの上。砂に薄く残った海の水の跡に、そらの景色が映りこむ。
泳ぐには冷たい海水の温度が、足だけ浸かる分にはとても気持ち良い。
みんなで砂に文字を書くけど、すぐに波に消されてしまいます。その繰り返しが、何だか理屈抜きに楽しくて、とても心が安らいでいく。
砂の中に埋まる貝殻が創り出す素敵なモザイク模様。
しばらくすると、こんな海面すれすれの場所まで雲が低く垂れこめて来て、あたりは霧に包まれたような気配に。雲がこんなに低くまで降りて来るのなんて、この2カ月で1回もなかったこと。視界が完全に遮られてしまう前に、もと来た道を帰らないと…。