「Sigatoka。」
コーラルコーストと呼ばれる、ビチレブ島の南西エリアに位置する町、Sigatoka。
Fiji読みでは、これで「シンガトカ」と読みます。
ここはコーラルコーストエリアの交通の要衝として、非常に賑わいをみせております。
マーケットも小さいながら活気があり、歩いているだけでワクワクしてくる。
この、ちょっと可愛らしい屋台にて、Mは揚げものを1つ購入しました。
さつま揚げ的な品で、味は、まぁまぁだったかな。
バスはどれも年季が入っていて、道路の凸凹をもろに伝えてくれます。因みに2人は今日はバスで来たのではなく、近所で知り合ったHanというインド系FIJI人に車で連れて来てもらいました。なので、交通費はタダ(笑)。
そして、今回は久しぶりに町でJが髪を切る(剃る)ことに。バリカンで丸めるだけですが、3FJD(150円)とは安いです。今までの国で一番安いかも。
町のDVDショップ。壁に描かれたジャッキー・チェンが眩しい。でも、看板をよく見てみると、書かれた文字はカレーパウダーやら、小麦粉やら…一体何屋なんだ、ここは!?
HanはFiji国内の各都市に何軒かのシューズショップを経営しているらしく、今日はその在庫確認やら運搬作業でとても忙しい様子です。
インド人は良く働くなぁ。とにかくまだしばらく時間がかかりそうだから、もう少し町の探索をして過ごしますか…。
Fijiにはインド系の人々が非常にたくさん暮らしているのですが、そのインド系FIJI人と原住民との間には色々と軋轢があるようなのです。それは、ここに来て「地球の歩き方」を読みながら、2人は初めて知ったことなのですが。
Hanもやはり、のんびりしてあまりあくせく働こうとしないFIJI人(原住民)に対して、「まったく、あいつらは…」的な感情をもっているらしく、言葉の端々にそれを感じることがありました。実際、FIJIの経済を支えているのはインド人の力が大きいらしいです。
…とはいえ、元々そこに住んでいたFIJIの人々が、後から来て大きな顔をするインド人たちに嫌悪を抱く気持ちもわからないでもないし…。長年にわたって横たわってきたというその“見えない溝”は、こちらが思う以上に取り除くことが難しいものなのだろう。