07 February, 10

「Go Go Tour。」

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Hobart空港の到着ロビーで、Holidayに来たJの家族(母&妹)と数カ月ぶりの再会…。

日本からは、Narita(Japan)~Singapore~Melbourne(Australia)~Hobart(Tasmania)という乗換え続きの長旅で、2人(特に母)の顔には、疲れの色が…。それでも久しぶりの対面を喜び合い、荷物をPickするとさっそくボロ車“三菱Magna”に乗りこんだ。

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実は2人ともこの日を非常に楽しみにしていて、Mなんかは事前に今日から1週間のためのタイムテーブルまで作ってしまったくらい(笑)。そんなMによって「Go Go Tour」と名づけられたこの旅路の初日は、気持ちよく澄んだ快晴の青空に恵まれたのであった。

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4人がまず最初に向かった先は、Hobartから30分ほど北東にあるHistoric Town“Richmond”。小さな町には可愛らしい家が立ち並び、教会や河に掛かる橋などは、古い時代の趣を今に伝えている。ここでは、カフェでケーキやパンを食べたりもしました。

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そんな、田舎町での穏やかなTea Timeのあと、今度は進路を西へと向ける事に。一昨日までのドライブでJとMが通り抜けてきた、タスマニア内陸部の“自然のままの自然”の姿を家族と共にもう一度見に行こうという趣向です。

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本当はLake St Clareの辺りまで行きたい気持ちがあったのだけれど、今日の夜の宿泊先をRoss(Tasmania内陸の、ちょい東寄り)という町に決めてしまっている都合上、往復するには少し遠すぎるということで渋々断念することになりました。

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なので、2人も行った事のない場所の中から「Mt Field National Park」という国立公園を訪れてみる事にしたのです。ここにはRussel Fallという有名な滝があるのですが、そこに行きつくまでの森が、スゴイ。これは横倒れになった大木の根っこの部分だけど、こんな巨木が森の中のいたるところに生えたり、倒れたりしているのです。

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ただ残念だったのは、有名なはずの“滝そのもの”が、そこまで“インプレッシブ”ではなかったって事。なのでそのあたりの感想は素通りして、そこからさらに国立公園内部に入りこんだ、山の上の静かな湖の方へと移行します(笑)。

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ここは、その目的地に着くまでの道筋もなかなかスゴクて、凸凹のくねくね土砂道をゆっくり走り登って行くうちに、ボロ車の車体もこんなに汚れてしまうのでした。深い森を抜けた先に広がる、山の上の広大な景色が気持ちいい。空気も更に澄んでいる気がする。

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そしてこれが、到着した山の上の湖。名前は…あれ、忘れちゃった…。湖畔の駐車場には4~5台の車が停まってはいたけど、周囲に人影は感じられない。みんな何処か離れた場所へトレッキングにでも出かけているのだろうか。

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そんな静かな湖畔で衣服を脱ぎ去り、Jは1人、冷たい水の感触を楽しんできたのです。他のメンバーは畔でポテチ食いながら見守っている感じ。でも、これだけ晴れた太陽の下だと、冷たい水の温度も多少気持ち良く感じました。すぐあがったけど…。

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そこからRossまでの帰りの道のりは、何処まで行っても、こんな風な長閑な草原の風景が広がっているのです。道には自分たちの他には前にも後ろにも車はなく、たまに対向車線が来たりすると、びっくりしてハンドルを持つ手が少し緊張してしまうくらい(笑)。

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通り過ぎていくどの湖や河の水も、澄んだ青色をしていて、その周囲にだけ生える緑々しい木々の色とのコントラストがとてもキレイ。

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いくつもの羊の群れを横目に見ながら、夕陽に照らされて黄金色に輝く草原の間をひたすら100km以上のスピードで突っ走って行く。信号なんてひとつもないし、警察だってどこにもいないし…。

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PM8:40、ようやく宿泊地となるRossの町に到着した。予約してあるのは、町に点在する貸し切りロッジの中の1件。こんな石造りの英国風田舎家が、4人で1人約60豪ドル(≒5000円)くらい。自分たちだけだったら泊れないけど、こういう機会だから出来る贅沢(笑)。今日はゆっくりこの宿で休んで、明日はHome Town“St Helens”へと移動です。

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