「夕方の海と、空。」
雲が大きくなり始めた空に、夕焼けの色が映って、微妙なグラデーションを描き出す。
そんな夕焼けの色は、もちろん町の中にも入り込んで、静かな、やわらかい夕方特有の雰囲気を作り出していくのです。
7時前に夕食を食べたけど、その後に散歩に出かけてまだこんな雰囲気なんだから、何だか1日がとっても長く感じるわけですね。
このくらいの時間になると、日中と比べて気温が本当にグッと低くなる。町の通りを歩く人影も、極端に減ってくるし。
この時間の海の色が見たくなって、そのままビーチの方へと出て行った2人。もう少し夜の闇が濃くなってくると、この辺りの岩場では海から上がってくる「Little Penguin(ペンギン)」たちを見る事が出来るのです。
でも、その前に、この空の色って…。写真には映らなかったけれど、夕陽の光のさし方の加減でか、空と海との境目のところに虹の様な7色のスジが見えていました。このカメラの性能では、そこまで移せないらしいのが、残念。