「静かな午後。」
久しぶりに、陽射しが肌を焼くように照りつける、ある素晴らしい日の静かな午後。
仕事が早く終わったから、そのまま着ていたシャツを脱ぎ棄てて、目下に広がる“BunkerBay Beach”へと一目散に駆けて行った。
ベージュの砂浜の向う側に広がる海の、エメラルドグリーンが目に気持ちいい。
お仕事後だから水着を着ているわけもなく、水につかったのは足先だけ。でも、実際水に触れてみると、ヒヤリと肌に差し込んでくる冷たさに2人ともびっくり!?それはもう、肌が痛みを感じるくらいの冷たさで、周りの欧米人のように入浴するのはとても無理な感じである。水着はいらなかったな、これなら。
…なので、砂浜に大きめのストールを敷くと、もっぱらその上に寝転んでお昼寝に興じていたのでした。砂の暖かさがストールを通して伝わってくる、その感じがとても気持ちいい。ちょっと眠たくなってくるくらいに(笑)。
このビーチに来るのは今回が2回目だけど、もしかしたらこれが最後になるのかもしれない…。この地を離れる日が近づいてきていることで、見るモノ触れるモノ全てに対して少し感傷的になっている気もします。それはそれで、悪くは“感じ”ではあるけど。